SIGMA SD14とNikon D300を持ち出して、それぞれの違いを見てみることに
しました。
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レンズはSD14といっしょにお借りした50mm F1.4 EX DG HSM、D300の
ほうはNikkor 50mm F1.4です。
なお、Nikkorはかなり古いレンズですので、そのあたりは差し引いてみて
いただいたほうが良いと思います。
まずはF2.8で撮ったお花の写真です。
D300+Nikkor 50mm F1.4 posted by (C)MacBS
SD14+50mm F1.4 EX DG HSM posted by (C)MacBS
D300はJPEG撮って出し、SD14はRAWからオートで現像し、WBだけ手動で
調整しました。
ローパスフィルタがないこともあって、SD14はかなりシャープです。
ただ、滑らかさという点ではNikkorの描写も捨てがたいかも。
さきほど「Nikkorは古い」と書きましたが、古い=性能が悪いと思いがち
ですが、昔使えた添加物などが今は環境問題などで使えないということも
あり、必ずしも新しい方が有利とはいえない面があります。
それを踏まえて考えれば、シグマの50mmは非常に優秀だと思います。
また、シャッタースピードも揃えようと、SD14はISO200にしましたが、
やはり同じ感度だとノイズが目立ちます。
SD14の良さをしっかり出すには、やはり低感度での撮影が必須だと
感じました。
そして、等倍切り出しでの比較もやってみましょう。
D300 等倍切り出し posted by (C)MacBS
SD14 等倍切り出し posted by (C)MacBS
こちらもD300はJPEGのまま、SD14はオートでWBのみ手動です。
サイズを合わせるため、D300はSD14と同じサイズにリサイズしています。
ですから、厳密にはD300のほうは等倍ではないです。
これを見ると、SD14の解像度が実感いただけるかと。
アンテナの各素子がしっかり見えているあたりに差を感じます。
むしろ、手ぶれとか、撮る側の失敗がはっきり見えてしまうくらいです。
デジタルでは、レンズの性能が良く問われるのですが、カメラ側にも
改良すべき余地はあるといえるのかもしれません。
もちろん、FOVEONにも色再現とか、高画素化などの課題はありますが、
ベイヤーにはない味わいを楽しませてくれるカメラであることは
間違いないと感じています。
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