FUJIFILMのカメラ「X100S」のファームウェアがバージョンアップして1.02が公開されています。
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ちょうど、みんぽすさんからお借りしているところなのでアップデートしてみました。
更新内容については、以下のとおりとのこと。
AFの合焦精度が向上しました。
ISO1600以上でOVFのブライトフレームの明るさが周囲の明るさに応じて変わらない現象を改善しました。
AF精度に関してはたまに中抜けする傾向はありますが、X-Trans CMOS IIの驚くほどのシャープさの下でもしっかり使える精度だと思ったのですけど、さらに改善されるのならそれは良いことですね。
これは富士フイルムに限った話ではないですが、高級機ほどファームウェアの更新はしっかりされる傾向があって、それが普及機との差別化にもつながっているのでしょうけど、買った後の満足感にもつながっている気がします。
なお、お借りしている機体はアップデート前は1.00でした。
アップデート後にちょっとだけAFを試してみましたが、近距離でのAFの挙動が少し変わったかな?というくらいでしょうか。
具体的には一旦、無限大方向に大きめに外して、そこから徐々に近距離方向に戻ってくるような感じになった気がします。
精度の検証まではしていませんが、こちらも近距離の被写体に対してピントを外すことが減ったような印象ですけど、以前からそんなに困った場面もなかったので気のせいかも?といった程度です。
本編のレビューから外れましたが、返却までまだ少しありますから更新したファームウェアで撮影を継続して、そこで違いを感じる場面があればまたご報告したいと思います。
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