もう何度もお借りしていますが、またまた、みんぽすさんからシグマのレンズをお借りしました。
今回は標準ズームレンズ「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」です。
装着したNikon D300がかなり大柄なので目立ちませんが、フィルター径77mmの弩級レンズです。
蛍石と並ぶほどの性能のFLDレンズを2枚、グラスモールドの非球面レンズ2枚、そしてハイブリット非球面レンズ1枚と、レンズ構成もかなりのこだわりです。
APS-C専用レンズですので、35mm換算だと昔の28-75mmあたりのレンズに近い、およそ3倍ズームくらいとなっています。
欲張らないズーム倍率とF2.8通しの明るさも相まって、いかにもよく写りそうですね。
手持ちの「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と比べてみると、やはりだいぶ大きいですね。
特に前玉の大きさが目を引くかと。
重さも565gと、ニコンの18-55mmの265gに比べればずいぶん重いですけど、同じF2.8通しのニコンレンズ「AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED」は755gですから、性能の割にはコンパクトで軽量に仕上がってるかと思います。
お値段もニコン純正よりかなり安いですしね。
Nikon D300とのバランスは非常に良い感じです。
ターゲットとしてもAPS-C搭載の中級機がメインでしょうから、まさにベストな組み合わせといえるのでしょう。
性能面ではOptical Stabilizer(約4段の手ぶれ補正)、HSM(Hyper Sonic Motor)で非常に滑らかで静粛です。
前玉の飾りリングあたりはもうちょっと高級感があっても良いかなぁという気もしますが、シグマらしい質実剛健な使い勝手の良いフィーリングです。
あと、最短撮影距離が18-55mmと同様、28cmと短めなのも個人的にはうれしいですね。
最大倍率 1:5なので、マクロレンズほどではないにしても、そこそこ寄って撮影できるのは助かる場面が多そうです。
ちょうど桜のシーズンですし、18-55mmといっしょに持ち歩いていろんな被写体を試してみたいと思います。