みんぽすさんからお借りしてるレンズ「SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM」で、少しお気楽撮影してみました。
かなり大柄なレンズですから、どうしても「さぁ撮るぞ!」と意気込みがちなんですが、せっかく持ってるなら持ち歩いてみないと、撮りたいシーンにも出逢えませんからね。
明るいレンズなので、かなり日が暮れてきてからでも使えるのは良い感じです。
以前も書きましたが、最短撮影距離はもう20cmほど短いと完璧ですけど、現状くらいでもマクロっぽいものでなければ十分こなせます。
絞りはやっぱり開放寄りのほうが私には好みです。
絞ってしまったら、手持ちのF1.8やF2のNikkorと変わりがなくなってしまいますからね。
開放はさすがに扱いづらいですが、F2まで絞れば遠景にでも使えますし、F8くらいと撮り比べてみましたが、適度に収差がのこるおかげで、なんとなく立体感が出てくるようにも感じて、F2あたりのほうが好みです。
室内では久しぶりにインコのチビちゃんを撮影してみました。
被写体としてはチビちゃんはかなりベストかも。
普段はカメラを嫌がるあたり、愛犬ジョブと同じなんですが、適度な距離感を保てるおかげで、あまり怯えずに撮影することが可能でした。
動きの激しい被写体になるとカメラ側の性能にもよるかと思いますが、レンズの明るさも相まって、少し小さめなペットの撮影には非常に重宝するのではないでしょうか。
これだけでは単なるスナップになってしまいそうですから、Lightroomの自動レンズ補正も試してみましょう。
現像パラメータは同じで、自動レンズ補正だけをオンにしてあります。
17-50mm F2.8の時は歪曲補正もかなり効いていましたが、さすがに単焦点だけあって、ほとんど周辺減光のみの補正といった感じですね。
それだけ素の光学特性が優秀だということですが、シグマの現行レンズはほとんどLightroomで自動補正可能で、こうしたデータの提供をしてくれているのもシグマのレンズのメリットかと思います。