みんぽすさんからシグマの望遠系マクロレンズ「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」をお借りしたので、室内やお散歩で軽く試し撮りしてみました。
随分前に廃番になった「APO MACRO 180mm F2.8」はニコン用とシグマSA用を持っていますが、それに比べるとだいぶコンパクトです。
その辺りはまた並べて比較した写真を撮ってみたいと思いますが、このサイズならぎりぎり普通サイズのカメラバッグでも持ち出せないことはない、という感じです。
APS-Cで使うと225mm相当ですから、それなりに撮るターゲットを考えないといけませんけどね。
散歩中もずっと首から下げて歩きましたが、重さについても意外に気になりませんでした。
レンズだけで1150gもあるわけですけど、新鮮に撮れる楽しさがあるからでしょうね。
ただ、レンズに付いている三脚座は歩くときに体にぶつかって、ちょっと邪魔だったかな。
横に移動させることもできるのですが、正面から見て右に回すとレンズのMFやOSの切り替えがやりづらくなりますし、左に回すとカメラのグリップが持ちづらくなるのが難点です。
取り外しも可能なので、お気軽撮影には重量も含めて外しておくのが良いかもしれません。
オオスカシバは動きが早いのでちょっとブレ気味ですが、レンズ自体は手ぶれ補正のおかげもあり、普通の焦点域のマクロレンズのような感覚で使えます。
とはいえ、シャッタースピードはそれなりに遅くなりますし、ビシッとした絵を得るなら焦点距離とほぼ同じ、1/125秒くらいには留めたほうが良さそうな印象でした。
ちなみにこのレンズといえば、「エントロピー変化ブログ」のYoshiさんの愛用レンズでもありまして、私の下手な作例よりも断然参考になるかと思います。
なお、次回以降は手持ちのマクロレンズとの外観比較や、このレンズに合った被写体を探しつつ撮った写真を紹介できればと思っています。