みんぽすさんにお借りしているシグマのマクロレンズ「SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」ですが、今回は手持ちの「SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACRO」と撮り比べてみました。
[ 105mm 作例 ]
ただ、持ち歩く時間があまりなかったので、玄関の生花を撮ってみただけなんですけどね。
何度か書いていますが、このレンズはNikon D300とのバランスも良く、グリップしやすくて、ほんとに撮りやすいレンズです。
[ 50mm 作例 ]
50mmのほうは長く愛用していますから、こちらはこちらで慣れたものです。
ただ、画角の違いもあり、後ろのボケの処理などは105mmのほうがやりやすいですね。
また、このレンズのクセでもある二線ボケの傾向がやや出ていて、105mmのほうが自然な仕上がりがやさしい印象です。
[ 50mm 作例 ]
また、50mmではしっかり撮ったつもりでも、手持ちでは微妙に手ブレしてしまうケースがあります。
その点、105mmのほうはOSがしっかりサポートしてくれますから、画角の差があっても105mmのほうが失敗が少ないという良さを感じました。
[ 105mm 作例 ]
とはいえ、全面的に良いことばかりではなく、画角の違いから被写界深度は明らかに薄くなります。
AFはHSMで高速ですが、マクロ域ではやはり万能ではありません。
しっかりと被写界深度を出し、狙った位置にピントを持ってくるとなると、50mmのほうが気楽というところもあるかもしれません。
最後にもう一例、105mmと50mmの比較を載せておきますが、この2本があればマクロはもう完璧かな。
以前お借りした70mmも素晴らしいレンズでしたが、個人的には2本目のマクロには、この105mmがオススメです。
まだ一本もマクロレンズがない…という方には、廉価な50mmがオススメですけどね。
[ 105mm 作例 ]
[ 50mm 作例 ]