みんぽすさんからお借りしているソニーの高級コンデジ「DSC-RX100M4」ですが、私はいつものようにRAW_JPEGで撮影していて、基本的にはRAW現像しているのですけど、どうもJPEGのほうがシャープな印象がありました。
そこで、早速比較してみることに。
まずはJPEG撮って出しの写真から。
そしてRAW現像した写真です。
なおRAW現像には先日、同機に対応したばかりのLightroom 6.1.1を使っています。
サイズ的にうちのサイトに等倍画像を置くのは厳しいので、上の2枚から等倍で切り出したものを貼ってみますが、やはりJPEGのほうがZEISSらしい絵になってる気がします。
(左がJPEG撮って出し、右がRAW現像)
もちろんRAW現像ですからシャープネスを調整したりすればどうにでもなる領域ではありますが、良く見るとJPEG画像のほうは歪曲補正などが掛かっている形跡が見受けられて、そうした点でもJPEGのほうが有利とも言えそうです。
純正の現像ソフトを使えば良いのでしょうが、たくさんのカメラを使い分けている私にはわざわざメーカーごとに使い分けるのはちょっと厳しいものがあります。
もう一枚、愛犬の写真でも比較してみましょう。
まずはJPEG撮って出しです。
そして次がRAW現像したものです。
室内でISO3200で撮影されているのにそのノイズの少なさには驚かされますが、Lightroomでそのまま現像するとやはりかなりノイズが目立ってきます。
そこでノイズ除去のパラメータを普段使っているα700のISO1600用のプリセット適用にしてあるのもあり、毛の一本一本の解像感でJPEGのほうが処理がうまいなと感じます。
高速なメモリカードであることも手伝って、RAW+JPEGでもα700以上のレスポンスで軽快に撮影ができますが、コンデジの本分を活かす意味でも内部処理の良さという点でも意外とJPEGでしっかり撮るのがおすすめのカメラかもしれません。
これだけでもなんですし、私はどうも動画は苦手ですので、スチルのほうの作例ということでいくつか載せておこうかと思います。
操作性などはしっかり最新デジカメですが、なんとなく撮れ味はローライ35でも使っているような気分にさせてくれるカメラです。
絵もなんとなくRollei35のテッサーやプラナーっぽい気もしてくるのはちょっと思い込みも入ってるかもしれません。
次回以降は他の手持ちのコンデジとの比較や苦手な動画のほうもスーパースローモーションなどを試していく予定です。