みんぽすさんからお借りしたソニーのAndroidタブレット「Sony Tablet S」ですが、早いものでもう1ヶ月近く経過しています。
最初にセットアップしてからも普段使いにぼちぼち使ってはいますが、正直あまりハマっていません。
わが家にはiPadがあるから、というのもあるのでしょうが、どうもそれだけではないんですよね。
そこで「私がハマらない理由」を検証してみようかと。
冷静に私の情報端末の使い方を客観視してみると、普段、自宅でメインに使っているのはiMac、寝室や出張時はMacBook Airと、そもそもタブレットをあまり使っていないことに気づきます。
iPadは紗羅が使うことが多くて、使うとすれば外出先で3G回線が必要なケース(iPadは初代の3G+Wi-Fiモデル)や電子書籍を読む時くらいかな。
単純に閲覧するよりも文書書きやフォトレタッチなどの作成を伴うことに費やす比率が高いからかな。
そうそう、操作はせず、音楽や動画を流すプレーヤーとしてiPadを使うことは結構ありますね。
これから考えてみると、Sony Tablet Sの使用頻度が上がらない理由がなんとなく分かって来ました。
1. 3G回線がない
2. 音楽や動画、電子書籍の転送同期が面倒
3. 作成作業に適さない
まずお断りしておく必要がありますが、1.の「3G回線がない」のはお借りしたモデルがSIM無しだから、というだけで、これはソニータブレットの欠点でもなんでもありません。
Sony Tablet Sの3Gモデルは基本的にdocomoですが、docomoに持っていけばSIMフリーに解除してくれるそうです。(お借りしてるので無理ですが。)
なお、費用は3150円ほどで、他社のSIMでの動作保証はないそうです。
次に2.の「音楽や動画、電子書籍の転送同期が面倒」ですが、これはiTunesの存在が大きいと思います。
iTunesも出来や動作がイマイチな部分も多々あるとは思うのですが、それでもいろんなメディアを一括管理できて、しかも余計で面倒な設定が不要というのは非常に大きなアドバンテージだと感じます。
DRMなども緩い縛りはあるものの、それをあまり意識させないあたりはAppleらしいところで、ソニーに限らず、他社にも素直に見習ってほしいところです。
そうしたソフトがないのであれば、せめてSDカードに入れるだけという管理ができれば、それもまた良いのですけどねぇ。
そして、最後の「作成作業に適さない」は完全に個人的な嗜好の問題かもしれません。
気軽に使うなら、ケーブルつなぐだけ(最近は無線LAN経由の同期も)のiPadが気楽で良いですし、カスタマイズしたりといったところにこだわりたいなら、いっそのことパソコンのほうが面白いんですよね。
さらに、MacBook Airという存在もありますし…。
Androidにはまだ荒削りな部分もあって、そこを自分なりにカスタマイズするのが面白い、という部分もあるように感じます。
そうした部分に魅力を感じるかどうかで、ハマるか、ハマらないかが決まってくるのかも。
ただ、そんなAndroidもiOS以上にどんどん進化しています。
つい先日、Sony TabletのAndroid 4.0.3へのアップデートが告知されました。
これにより、インタフェースは刷新されるそうですし、新機能もたくさん追加されるとのこと。
また、ソニー独自に同社のBlu-rayレコーダとの連動(録画番組の視聴など)も出来るようになるそうで、伸びしろは明らかにiPadよりも大きそうです。
アップデートは4月下旬配信予定だそうで、もしかするとそれまで試せるかも!?という情報も入ってきたので、私を楽しませてくれる「進化」に期待したいと思います。