• 175月

    レビュー機器として譲渡していただいた東芝ライテックさんのLEDシーリングライト「
    LEDH91054-LC」ですが、今回は多彩な調光・調色機能についてレビューしてみようと思います。

    この記事は東芝ライテック機株式会社が行うブログレビュー企画に参加して書いています。
    本企画への参加及び記事掲載は無報酬ですが、商品の提供を受けています。また、この文章の掲載以外、メーカーから記事の内容に対する関与は受けていません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)

    スペックとしては連続調光で明るさは約1%から100%(色によっては70%)まで調整できます。
    調整の段階は色合いによって微妙に異なり、昼白色(全光)では20段階、白色や電球色、その中間色では12~19段階で調整可能です。
    また常夜灯もLEDで装備されていて、こちらも6段階で明るさが選べます。
    手動での調整はリモコンの上下カーソルで実施しますが、小さな電子音とともに明るさも変化しますし反応も早いので非常にやりやすいですね。

    色合いの方はリモコンの左右キーでの調整で、色レベルはリモコン操作してみたところ、21段階ほどのようです。
    なお調光・調色は基本的にリモコンのみで可能ですが、壁スイッチを1秒以内に入→切→入とすることで、トグルっぽく「100%」→「シーン1」→「LED常夜灯」と切り替えることが可能です。
    またリモコンで消灯することも可能ですが、メーカー側としては必ず壁スイッチを使うように指示がされていますので、紐を引っ張るしか消灯の手段のない部屋だと一応取り付けできないことになるので注意が必要です。
    引掛シーリングに追加するリモコンアダプターも出てるくらいなので、リモコンでの消灯でも悪くはなさそうですけどね。
    さらに補足しておくと、普通に壁スイッチで切って次回オンにした場合は前回の設定値がそのままメモリされています。

    手動で設定した内容はシーン1、シーン2、それにお好みボタンにメモリすることができます。
    メモリの仕方はお好みの調光調色にしておいて、メモリボタンを押しながら上記の3つ何れかのボタンを押すだけです。
    リモコンのスライドドアの中には他にもタイマー機能や時計合わせの機能があります。
    ちなみにオマケですが、リモコンの常夜灯ボタンは蛍光で光ってくれて、暗がりではちょっと便利です。

    だいぶ使い慣れてきて、我が家ではそれぞれに以下の設定をして使っています。

    ■ お好み: 節電70%, 色:3 : 通常用途
    ■ 設定1 : 節電93%, 色:13 : ソファで音楽や映画などを楽しむ時
    ■ 設定2 : 節電88%, 色:11 : 基本リラックスタイムだが動くこともある時

    同社のLEDシーリングライトは機種によっては楽エコという自動調光を備えたものもありますが、このモデルにはありませんから上記のように自分で切り替えて使う形になります。
    外光による変化の激しい場所では自動調光も良さそうですが、我が家のリビングは通りから近いところに面しているということもあって基本的にはカーテンを閉めてありますので、特に必要性は感じませんね。
    逆に全開の電球色や白色ボタンを使うこともなく、場合によってはここにもメモリできると便利かなと思うくらいです。

    蛍光灯で調光できるものは外部にインバータを持っていたりしますが、あれに比べると目がチカチカする印象も少なめです。
    ただ、どういった理由かは定かでないですが、導入当初、白色のまま暗くした時に一部目に疲れを感じる気がしたケースがありました。
    ちょうどLED照明の液晶ディスプレイで体感するような疲れ目っぽい症状なので、多少ブルーライト的な要素もあるのかもしれませんが、慣れてきてからは一度もないので照明によるものと断定できるわけではありません。

    さて、通常のメモリも確定してきたところで実際の明るさを計ってみることにしました。
    といってもうちに照度計はありませんので、セコニックのオートリーダーを使っての簡易計測です。
    計測は昼の14時にライト直下1.2mの位置で行い、感度をISO100にした場合のEV値を計測します。
    参考までに完全に消灯した状態だと4EVで40ルクスです。

    まずは全開の白色ですが、11.4EVという値でした。
    これをルクスに簡易変換式(lux=K*2^EV,K=2.54)に当てはめますと、6900ルクスとなります。
    我が家の常用設定の「お好み」では10.5EVで、こちらは3700ルクスほどのようです。
    夜用の「設定2」は8.5EVで約900ルクス、ほぼ常夜灯代わりの「設定1」は6EVで約160ルクスという結果でした。

    直下ですからかなり明るい値になっていますけど、「お好み」で室内いろんな場所を計ってみても、隅までほぼ6~7EVの範囲に収まっていますので、室内どこでも160~300ルクスが確保されているようです。
    30W形蛍光灯2灯使用の8畳で大体300ルクスだそうですから、かなり節電モードの我が家の設定でもこの明るさは確保できているみたいですね。
    体感的には明るさにムラがなく隅まで光が回る感じなので、以前の4灯を2灯に減らした蛍光灯のシーリングライトよりは断然明るく感じます。

    総じて大満足ということで、次回はさらにタイマー機能と撮影用の照明としての色温度との関係などをレビューできればなと思っています。

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    Filed under: Mono Fellows
    2014/05/17 7:00 pm | TOSHIBA LEDシーリングライト レビュー 明るさ編 はコメントを受け付けていません

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