街に出たついでにCDショップに寄るのが定番になってきましたが、今回も寄り道してバッハのCDを買ってきました。
Amazonで購入する場合は音質や演奏のレビューなどを参考にしたりもするんですが、店舗ではあえてジャケット買いみたいな感じで出会いを楽しんでます。
そうは言っても全く無目的だとキリがありませんから、今回はヨハン・シュトラウスもしくはバッハとターゲットを絞りました。
残念ながらヨハン・シュトラウスのほうは良い感じのがなかったので、今回はバッハと相成りました。
今回選んだのはゴールドベルク変奏曲のピアノ版が入ってるというのが大きかったですね。
以前はどうもピアノがうまく鳴らしきれなくて避けていたところがあったんですけど、最近ようやく落ち着いて鳴り出したので、もっとピアノ曲を聴きたくなってきたところでしたし。
ちなみにイタリア協奏曲のほうもオマケ的に捉えてましたが、楽曲的にはこちらのほうが聴きやすい感じで良かったです。
それだけに奏者の部分はほぼ無視(お値段の兼ね合いもあるし)だったんですが、ピーター・ゼルキン氏はあのルドルフ・ゼルキン氏の息子さんだとか。
クラシック界は本質的には実力の世界ということもあって、なかなか親子で名演奏家というは少ないんですけど、今回のバッハは真面目で聴きやすい感じで良かったです。
録音のほうも優秀録音とまではいきませんけど、24bitマスタリングを謳ってるだけにまあまあでした。
話は少しそれますが、どうも最近のCDは音質的に見ると退化している印象があってガッカリすることが増えています。
先日の「ビオトープ」はあまりに顕著だったので記事にしましたが、別にあのディスクに限った話ではなく、音割れが目立つディスクが多いんですよねぇ。
そんなことにこだわらず音楽を楽しみたいとも思うんですが、無理に音圧を上げるような必要もないと思うんですけどね。
それにリミッターやコンプレッサーを使うにしても、昔よりは機材の性能も上がってそれこそパソコン用のソフトでも高品位に処理可能になってるのに、どうして明らかな歪みが残るんでしょう?
幸い、クラシックのディスクではまだそうした音割れには出会ってないですけど、売れ行きが…、MP3が…とか言う前にそういうところからしっかりやってほしいなと思う次第でありました。
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