近所のショッピングモールに行くと、ピアノ展示会が開催されて
いたので、紗羅と一緒にちょっと覗いてきました。
大半はヤマハやカワイなどの中古だったのですが、その中に
ひときわ輝く存在で、鎮座していたのが、ベヒシュタインのアップライト
「A3」でした。
正直言って、外観は国産のピアノのほうが断然高価に見えますが、
奏でる音は、まさに格違いでした。
紗羅が試しに、ショパンのワルツ3番 イ短調 作品34-2 や、
雨だれ などを弾いてみたのですが、まさに「音符が踊る」
感じで、響き合うメロディーが、時に艶やかに、時に穏やかに、
自在に変化してくれます。
グランドピアノとはまた違った魅力ですし、価格的にもここ数年の
ユーロ高で、かなり値上がりしたそうですが、それでもまだ手の届く
価格ですから、次にゲットするなら、ベヒシュタインかも。
お店の調律師さんには、「以前にグランドピアノを使われていたなら、
もう少し頑張って、Classic 118あたりを」と、オススメを受けました。
確かに高低あと数音の音の響きや破綻がなくなるなら、もう少し
頑張って上を狙いたいかも。
ただ、ピアノって出会いだとも思うので、実際に音色を確認して
買いたいですからね。
そういう意味では、「日本には3台しかない」らしいA3を試鍵できたのは
とても良い機会だったと思います。
アコースティックピアノを再びゲットするには、住環境も含めて
考えなくちゃいけませんが、なんとなく目標が出来た気分で、
とても良い経験になりました。
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