レコードに関しては個別に取り上げてるときりがないのでほとんど書いてこなかったのですが、ちょっと自分自身で整理する意味も含めて今年前半(もう8月ですから一応そこまで)に入手したもので良かったものをピックアップしてみようかと。
KRELLとROKSANの組み合わせになり、カートリッジもSONYをメインで使うようになってからジャズを楽しく聴けるようになったというのもあって、最近はジャズのレコード入手が多めになってきています。
デジタル音源で予習しておいて「これ、良いかも」という入手の仕方も増えました。
お値段はクラシックに比べるとちょっと高めのものが多いですが、国内盤とか復刻ものならまあなんとか手が出せる範囲ですし。
その中でピックアップしたのは以下のような感じです。
Art Pepper / Among Friends
Art Pepper + Eleven
Art Pepper / Besame Mucho: Live in Tokyo ’79
Bill Evans / Interplay
Bill Evans Trio / Waltz for Debby
Bill Evans /At The Montreux Jazz Festival
The Bill Evans Trio “Live”
Lee Morgan / The Sidewinder
まだまだやっぱり定番多めですが、個人的に気に入ってるのはライブもので「Besame Mucho」あたりはそこまで知名度高くないけど聴きやすくて日本での録音も質が良くてわりとオススメかな。
いわゆるオーディオ的な高音質盤も結構手は出してますが、一度は針を落とすものの、以後はあんまり聴かない傾向が強いかも。
特にスーパーアナログディスクにその傾向が強い気がするのは自分でもあまり理由が良くわかりません。
その中でわりと良かったなと思うのはこの3枚くらいかな?
ゲリー・カー / アルビノーニのアダージョ
The Square / Stars And The Moon
ナット・キング・コール
今はあまりオーディオ的な外連味とか迫力を求めてなくて、仕事の合間にリラックスしたい気分のほうが強いのでしょう。
セッティングを詰めるみたいなこともほとんどやってないですし。
ほとんど中古での入手が多いですが、新品も多少買うようにはなってきました。
正直、デジタル世代の音源はデジタルで聴いたほうが安定感があって良いと思う性格で、反りが…、カッティングが…、プレスが…と心配するのが嫌というのもありますね。
そんな中でデジタル音源も持っていつつ、レコードでも買ってよかったと思えたのはこの2枚。
藤原さくら / Wood mood
Keith Jarrett / The Melody At Night, With You
高音質というよりはナロー傾向ではありますが、欲張りすぎず丁寧なマスタリングがされていて、むしろデジタルのほうが音圧稼ぎが強いくらいというのが良かったと思えた理由かなと思います。
聴く頻度でいえば気楽なデジタルのほうが多いんですけどね。
いわゆるオリジナル盤(に近いもの)もそこそこ手を出しています。
ただイコライジングカーブの問題なのか、盤質やうちの機材の問題等もあるのか、「やっぱりオリジナルは別格だな」というほどの感動に出会うのはそうそうないかも。
どっちかというと同じ盤を何度も繰り返し聴くよりは、いろんな音楽を楽しみたいという嗜好が強いのかもしれません。
そんな中でそれなりに良かったのは以下の3枚くらいでしょうか。
ボールト / 惑星
ケルテス / 新世界より
カラヤン / 惑星
どれもデジタル音源やSACD、オープンリールテープなどでも持っていたりしますので、それぞれに良さがあるようには思います。
運良くわりとお安く入手できれば良いかな程度ではありますから、最良な盤質というわけでもないですけど。
去年、今年とレコード収集ペースがかなり早かったので、ぼちぼち一段落しないと収納が追いつかなくなりそうです。
今回の記事化で自分が気に入る傾向みたいなものもちょっと分かった気がしますし、それを踏まえて厳選していけたら良いなと思っています。
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