ディスクユニオンでジャクリーヌ・デュ・プレの数量限定生産のLPボックス「5 Legendary Recordings on LP」を見つけて、これなら手が届くと思い、戻ってきてから注文しました。
#さすがにこれを持って出張先に行くわけにもいかないので…。
ただし最近のレコードのご多分にもれず、これも2011年に日本独自企画のSACDのためにアビー・ロード・スタジオで24bit/96kHzリマスターされたものが音源となっています。
それなら素直にSACDを買うのが正解なのかもしれませんし、すでにハイレゾ音源で持ってるものもあった(もちろんCDも持ってる)のですが、SACDはそもそもすでにレコード並みのプレミア価格になっていますし、LP4の「ドン・キホーテ」はボールト指揮の初LP化(CDは出てるらしい)だそうで、これは買ってみる価値はありそうだなと。
そもそも彼女のレコードはオリジナル盤や海外盤でなく、ごく普通の国内盤ですら高額で手が出ませんし。
ボックスの中身は軽くこんな感じです。
ちなみにダニエル・バレンボイムとの共演が多いのは彼が旦那さんだった(その前の録音もあると思いますが)からです。
《LP1》
エルガー:
1) チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
2) 歌曲集『海の絵』Op.37
《LP2》
1) ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb-1
2) ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調(グリュツマッヒャー改訂)
《LP3》
1) シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
2) サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33
《LP4》
R.シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』Op.35
《LP5》
ドヴォルザーク
1) チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
2) 森の静けさ Op.68-5
安いだけに盤質が気になっていましたが、これまで買ったことのある輸入盤とは比較にならないくらい良質でした。
製造国は分かりませんでしたが、表記から推測するにEU圏だと思われます。
ZYXで聴くとステレオ再現性や音像などが現代的で、ハイレゾ音源を聴いているような気分になります。
アナログの良さがないと言えばそれまでですが、このお値段で出してくれただけでも感謝というところでしょう。
ちなみにインナースリーブは外側が紙で内側がビニールのタイプです。
とりあえずこのままでも良いかなとは思いますが、このタイプのってたまにくっついちゃうヤツがありましたよね、たしか…。
こちらもSACD同様、まだ一部しか聴けていませんけど、チェロの音色は気分も落ち着きますし、リラックスしたい夜にでもちょっとずつ聴いていこうと思います。
なお数量限定ですし、売ってるお店も意外とすくないので欲しい方は早めに入手されることをオススメします。
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