ビートルズのベストセラーアルバム「THE BEATLES 1」の最新リマスター盤が発売になったようで。
リマスター自体は昨今珍しくないのですが、今回のアルバムは音声だけでなく、映像作品としても発売されて、シングルのミュージックビデオをフィルムからスキャンして、デジタル処理で補正を施してあるらしく、店頭でもその変化の具合がビデオで流されていました。
音声のリマスターでの「補正」は嫌われることが多いですけど、映像に関しては傷消しや色補正など、良い方向に捉えられる場合がほとんどですし、実際、店頭の比較映像を見ても「これはきれいになってるなぁ」と感じます。
音声に関してもジョージ・マーティン氏の息子であるジャイルズ・マーティン氏がアナログ・マスターから新たにステレオミックスダウンしたそうですし、映像のほうには5.1chまでも収録されてるんだとか。
国内盤はSHM-CDでの発売ですし、こちらも良い方向になってるといいですね。
ちなみに今回はいろんなエディションが出ていて、あとで紹介するアナログレコードを入れなくても7形態もあるんだとか。
基本的にはCDとDVDあるいはBlu-rayが1枚のスペシャルプライス盤or2枚+スペシャル・ブックレットのデラックス・エディションという形で、それぞれ単売のとCDとセットのものがあるみたいです。
せっかく映像が美しくなってますから、できればBlu-rayがおススメかなと思いますが、音声が主体ならDVDのスペシャルプライス盤も良いかも。
そして音声のほうはなんとアナログレコードでも発売されるとのこと。
曲も抜粋ではなく27曲の最新ミックス音源がすべて入った2枚組で、180gの重量盤となっています。
さらにLPジャケットのサイズを生かして、見開きパッケージに4枚のポスト・カード・セットとポスターも入っています。
これだけは発売が少し先になりますが、アナログレコードが聴ける方にはこっちがおススメかな。
お値段はちょっと高めになりますけど、最近発売されてる「新譜」としては良心的なほうだと思います。