ジャンクコーナーで、プリズム腐食、露出計不動のオリンパスの
一眼レフカメラ「OM-1」を見つけたので、つい救出しちゃいました。
実画像サイズ | 640 x 432 ( 35 kB ) |
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Exif 情報 | |
モデル名 | NIKON D70 |
ISO 感度 / 露出補正値 | 720 / 0.0 |
露出時間/絞り | 1/30 秒 / F 2.8 |
露出補正値 | 0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) | 50.0 mm (75 mm) |
全 Exif 情報表示… |
幸い、OM-1は機械式なので、露出計が動かなくてもシャッターも
絞りもちゃんと機能してれば、写真は撮れますからね。
とはいえ、プリズム腐食もあるので、一応、軍艦部を開けてみました。
プリズムは、いつものようにモルトによる腐食でしたので、モルトを
取り除いて、腐食した銀蒸着を剥がして、目立たなくしました。
露出計のほうは、一カ所、配線が取れている箇所を見つけたので
ハンダ付けしてみたのですが、それでも治りませんでした。
電池端子間の抵抗が∞に近いので、どこかで断線してるんでしょうね。
ということで、露出計の復活は無理でしたが、いつも古いカメラ
ばかり扱ってる私としては、かえって単体露出計のほうが安心
できるくらいです。(笑)
他のカメラのテストが一段落したら、試し撮りしたいと思います。
もうちょっと撮影を順調にこなしたいところですが、旅行の計画も
NGになったし、暑いから撮る気がしないんですよねぇ。
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2 Responses
8月 8th, 2007 at 8:04 PM
MacBSさん、こんにちわ
OMシリーズのプリズム腐食って、キヤノンの一眼レフのシャッター幕部分の故障と同様に有名なものですが、かの米谷氏は、設計時、まさか、こうなるとは思ってもみなかったでしょうね。設計時の寿命って、部品保管の期間の8年間位を考えていたと思いますので、この間は腐食はおこらなかったと思いますので、おそらく設計寿命以上の使用だと思いますので。
8月 8th, 2007 at 8:18 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
MacBSさん、こんにちわ
プリズム腐食はオリンパスだけでなく、キヤノンのFTとか
ミノルタのXG-EやX-7などでも多くみられます。
プリズムの保護用に使ってあるモルトが加水分解で
まさか逆に悪さをするとは思わなかったのでしょう。
プリズムでなくても、フィルム蓋部分のモルトが
ダメになってるものは、すごく多いですよね。
逆に、あそこに毛糸の類を使ってるのを見ると、
良く考えてあるなぁ、と感心してしまいます。
コニカの一眼レフなどに多いです。
今のデジタルカメラも、きっともう10年もすれば
似たような症状での故障が目立ち始めるでしょう。
まぁ、その頃は全くの「時代遅れ」になってしまって
銀塩のような価値はなくなっているでしょうけれど。