• 078月

    ジャンクコーナーで、プリズム腐食、露出計不動のオリンパスの
    一眼レフカメラ「OM-1」を見つけたので、つい救出しちゃいました。

    実画像サイズ 640 x 432 ( 35 kB )
    Exif 情報
    モデル名 NIKON D70
    ISO 感度 / 露出補正値 720 / 0.0
    露出時間/絞り 1/30 秒 / F 2.8
    露出補正値 0.0
    焦点距離 (35mm 換算) 50.0 mm (75 mm)
    全 Exif 情報表示…


    幸い、OM-1は機械式なので、露出計が動かなくてもシャッターも
    絞りもちゃんと機能してれば、写真は撮れますからね。

    とはいえ、プリズム腐食もあるので、一応、軍艦部を開けてみました。
    プリズムは、いつものようにモルトによる腐食でしたので、モルトを
    取り除いて、腐食した銀蒸着を剥がして、目立たなくしました。

    露出計のほうは、一カ所、配線が取れている箇所を見つけたので
    ハンダ付けしてみたのですが、それでも治りませんでした。
    電池端子間の抵抗が∞に近いので、どこかで断線してるんでしょうね。

    ということで、露出計の復活は無理でしたが、いつも古いカメラ
    ばかり扱ってる私としては、かえって単体露出計のほうが安心
    できるくらいです。(笑)

    他のカメラのテストが一段落したら、試し撮りしたいと思います。
    もうちょっと撮影を順調にこなしたいところですが、旅行の計画も
    NGになったし、暑いから撮る気がしないんですよねぇ。

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    Filed under: OurCamera
    2007/08/07 10:59 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • matsumo Says:

    MacBSさん、こんにちわ

    OMシリーズのプリズム腐食って、キヤノンの一眼レフのシャッター幕部分の故障と同様に有名なものですが、かの米谷氏は、設計時、まさか、こうなるとは思ってもみなかったでしょうね。設計時の寿命って、部品保管の期間の8年間位を考えていたと思いますので、この間は腐食はおこらなかったと思いますので、おそらく設計寿命以上の使用だと思いますので。

  • MacBS Says:

    matsumoさん、コメントありがとうございます。

    MacBSさん、こんにちわ

    プリズム腐食はオリンパスだけでなく、キヤノンのFTとか
    ミノルタのXG-EやX-7などでも多くみられます。

    プリズムの保護用に使ってあるモルトが加水分解で
    まさか逆に悪さをするとは思わなかったのでしょう。

    プリズムでなくても、フィルム蓋部分のモルトが
    ダメになってるものは、すごく多いですよね。
    逆に、あそこに毛糸の類を使ってるのを見ると、
    良く考えてあるなぁ、と感心してしまいます。
    コニカの一眼レフなどに多いです。

    今のデジタルカメラも、きっともう10年もすれば
    似たような症状での故障が目立ち始めるでしょう。
    まぁ、その頃は全くの「時代遅れ」になってしまって
    銀塩のような価値はなくなっているでしょうけれど。