MacBSの日常生活的日記

MacBSが選んだ「今まで買って使って良かったカメラ10台」

いつもお世話になっている「変デジ研究所」さんがエントリーされていた記事を真似て、私が選んだ「今まで買って使って良かったカメラ10台」も挙げてみようかと。

順位付けはされてなかったですけど、私は絞り込むのに苦労したので順位付けして決めてみました。

一位はVoigtlanderの一眼レフ「BESSAMATIC」です。
フィルムカメラにハマるきっかけになったのが同じフォクトレンダーのVitomatic IIaだったこともあり、今でも最初にフォクトレンダーを手にしたから、あそこまでフィルムカメラにハマったんだろうなと思います。
他のメーカーにはない独特の仕掛けがあったり、写りも独特のものがあって気に入ってる一台です。
デッケルマウントなのでレンズも他で活用できてませんが、今ならわりとお手軽なお値段のマウントアダプタもあるのかな?

2位はOLYMPUSのハーフサイズ一眼レフ「PEN-FT」です。
露出計のないPEN-Fも花文字がオシャレですが、実用的にはFTのほうが使いやすいかな。
そもそも縦構図が好きな私にとってはとても使いやすいカメラで、いちばん枚数を撮ったフィルムカメラでもあるんじゃないかなと。
ハーフだから、フィルムを入れたらたくさん撮らざるをえないというのもありますけどね。
レンズも40mm F1.4と25mm F4を持っていて、どちらもお気に入りのレンズです。

3位は突然新しくなって、今のメイン機、Nikon D600です。
フィルムを偏愛していた身としては、ずっと「フルサイズ」という呼び方に嫌悪感を覚えていたりしたんですが、使ってみればやっぱり良いですね。
廉価なモデルですが、そもそもメーカーとしてニコンはお気に入りですし、ミラーレスが台頭してる中でもうちょっと一眼レフを愛用していきたいなと。

4位はTopconの一眼レフ「RE Super」です。
厳密には私のは「BESELER TOPCON SUPER D」という呼称になります。
最初はLeicaflex SLと先細ズミクロンを買ったんですが、一枚撮ったところで故障してしまい、交換してもらったのがこのカメラとRE.Auto-Topcor 58mm F1.4です。
先細ズミクロンの写りもたった一枚ながら今でも忘れられないほどですが、トプコールも負けないくらい、良い描写をしてくれます。
Rolleiflex SL35やミランダなんかもそうですが、どうも私はこういうマイナーなマウントのカメラが好きなようです。

5位はNikon F4です。
あまりにも定番なAF一眼レフですが、完成度の高さはさすがニコン!というものです。
昔なら高嶺の花ですけど今ならわりと気軽に手が届きますし、MFレンズのサポートもしっかりしてますから、フィルムカメラ入門にもオススメできる一台だと思います。
ただし結構な重さですから、MB-20でコンパクトに使うのが良いかと思います。
#このバッテリーグリップがわりと高かったりしますけど…。

6位はSONY α700です。
ミノルタのマクロレンズとともに、いちばん枚数を撮ったカメラに間違いありません。
最後は背面の液晶を割ってしまいましたが、その前にもサブダイヤルの接触不良やミラーボックス内の部品が取れたりと、トラブルも多かったですけどね。
今のα7シリーズも面白そうだなとは思いますが、個人的にはミノルタの血統が薄まってしまったのは少々残念ではあります。

7位はすでに手放してしまった中でいちばん思い出深いNikon S2です。
銀座勤務の頃、お昼休みに出物を見つけ、不具合解消にそのままニコンのサービスセンターに飛び込んだのも懐かしい思い出です。
その時にいっしょに入手したレンズは曇っていて、後に美品を見つけて使いましたが、ニコンらしい描写でした。
同様に手放してしまったライカM6も良かったですけど、これまたマイナーなマウント好きなところが出て、こちらがランキングに残りました。

8位は同じライカの「Leica R4」です。
カメラ本体だけ最初に入手して、その後、ズミクロンR 50mm F2を手に入れました。
本来はミノルタXDがベースですけど、スポット測光が便利ですし、実際に使ってみるとずいぶんフィーリングが違います。
MINOLTA XDのほうもお気に入りで、2台ほど所有していますけどね。

9位はPolaroid SX-70 ALPHA 1です。
厳密にはコレは紗羅の愛用品ですが、これは他のカメラとは違う独特の魅力があります。
ある意味、変なカメラなんですけども、出てきた写真の色合いとかにじみ具合は他のフィルムカメラでも加工アプリでも真似できない魅力があるように思います。
最近はチェキが人気ですが、SX-70もまた使ってあげたいところですね。
#フィルムがもうちょっと安いと嬉しいのですけども…。

10位は横並びの感じでかなり迷いましたが、その中でいちばん変なものをと考えまして、WERRA 4としました。
Carl Zeiss Jenaで製造されたカメラで、4型はレンズ交換も可能ですが、Tessar1本しか持ってませんでした。
今は手放してしまいましたが、デザインはコレがいちばん変わっていて、しかも妙に洗練されていたかな。

あえてちょっと奇抜なところをチョイスした感はありますが、基本的にどれも使ってみると愛着のわくカメラを選んでみたつもりです。
どれか一台だけ選べ!と言われたら実用性でNikon D600を選んでしまうでしょうけど、触っているだけならBESSAMATIC、フィルムでどんどん撮れと言われればPEN FT…といった具合で、それぞれに持ってるだけでウキウキしてくるカメラたちだと思います。
私にとっては、たくさんのカメラたちをもっともっと活躍させてあげなくてはかわいそうだなぁと考え直した記事となりました。
#かと言って、なかなか現実はそういかないですけどね…。

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