(4/4 12:16更新)
ご質問があったので、少し補足して再掲しておきます。
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マミヤの中判カメラ「M645」のファインダーがボロボロになっていたので、
少し前に分解して修理してみました。
実画像サイズ | 433 x 640 ( 79 kB ) |
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Exif 情報 | |
モデル名 | DSLR-A700 |
ISO 感度 / 露出補正値 | 1600 / -0.7 |
露出時間/絞り | 1/20 秒 / F 2.8 |
露出補正値 | -0.7 |
焦点距離 (35mm 換算) | 50.0 mm (75 mm) |
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ファインダー部分は取り外せるようになっているんですが、これを開けて
プリズムまでたどり着くには意外と手間がかかりました。
特にファインダーを取り外すために用意されているボタンに、隠しネジが
あって、ここが難関でした。
隠しネジの位置はかなりわかりにくいので、写真で補足しておきますね。
ファインダーの右側のつまみの中にネジが見えてると思います。
実画像サイズ | 640 x 433 ( 57 kB ) |
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Exif 情報 | |
モデル名 | DSLR-A700 |
ISO 感度 / 露出補正値 | 1600 / 0.0 |
露出時間/絞り | 1/10 秒 / F 3.5 |
露出補正値 | 0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) | 50.0 mm (75 mm) |
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開けてみると、プリズムの上にモルトがどっさり!
この症状のカメラって、ほんとに多いですねぇ。
当時はモルトが加水分解して、蒸着層を腐食するとは想像もしなかったんでしょうね。
で、モルトを取り去ってみると、その部分だけ真っ暗に。
さて、どうしようかなぁと色々物色して、部品取りに用意してあった
一眼レフのミラーを取り外して、これをプリズムの上に載せました。
実画像サイズ | 640 x 433 ( 30 kB ) |
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Exif 情報 | |
モデル名 | DSLR-A700 |
ISO 感度 / 露出補正値 | 1600 / 0.0 |
露出時間/絞り | 1/30 秒 / F 3.5 |
露出補正値 | 0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) | 50.0 mm (75 mm) |
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まぁ完璧とはいいかねますが、そこそこ違和感なく見えるようになりました。
露出計も動作してますが、精度はだいぶ怪しげ。
プリズム腐食の影響もあるのか、2段くらいアンダーです。
ウエストレベルなら、どうせ単体露出計が必要なわけですから
参考になるだけでも十分かと。
中判になると、どうも気構えてしまいますが、645なら、まだ少しは気楽かな。
レンズも3本持ってますが、中間リングがあると、良いかもなぁ。
ともあれ、プリズム腐食は困ったもんだなぁ、というお話しなのでした。