先日のミノルタレンズやソニーのコンパクトといっしょに、オリンパスの「μ810」もゲットしてきました。
最初は沈胴レンズが引っかかった感じで出てこず、落下による故障かと思いましたが、よく見てみると鏡胴の根元部分の飾りリングの端が少し歪んでいて、そこがぶつかっていました。
落下による変形には違いないのですが、レンズそのものではなく、ボディが歪んだというわけですね。
というわけで、その歪んだリングを戻してあげて、無事に復活です。
紗羅が以前使っていたμ750によく似ていますが、バッテリーはX-1などと同じ古いタイプのものなので、ボディはちょっと厚めです。
その分、CCDも1/1.8型と大きめなのは良い感じです。
また、電子手ぶれ補正というのが付いていて、ジャイロで検出したブレを後処理で軽減してくれます。
当時は「所詮は画像処理だから、補正じゃないよなぁ」と思っていましたが、実際試してみると、意外と効果があってビックリです。
実際に処理前と処理後の写真を貼ってみますが、一目瞭然かと。
ほかにもJIS保護等級4相当の生活防水タイプですし、当時はあまり評価されなかった印象ですけど、なかなか真面目な機種だったといえるかも。
レンズも最近は広角寄りのモデルが多くて、それはそれで確かに便利なのですが、コンパクトの性能を考えれば3倍ズームあたりが光学性能を維持しやすいというのも一理あるのかなぁという気もしています。
コンデジもすっかり普及しましたし、今後は特徴付けをハッキリさせたモデルが増えていってほしいなぁと感じています。