今回の出張で、シグマのFOVEONコンパクト「DP1」の中古を見つけたので、ゲットしてきました。
DP1の発売からもそうですし、SD14をお借りしてからもずいぶん経ちましたが、ようやくという感じです。
これまでも何度か見かけてはいたんですが、なかなかこれ!という機会がなかったんですよね。
メモリカードもちょうど白い東芝のSDHCを持っていたので、出張中もこれでずいぶん撮ってみました。
DP1発売当時は遅いという印象が非常に強かったのですが、今使ってみると、「あれ?こんなに快適だったっけ?」という感じです。
ファームウェアも最新の2.00になってたからかなぁ。
初代GR DIGITALのRAWと比べたら雲泥の差で、RAWでも待たされるという感じはそんなにないかと。
とはいっても、保存が始まるまで2〜3秒、そこからアクセスランプの点灯が始まって、さらに3〜4秒という感じですから、最近のテキパキ機と比べたら遅いわけですけどね。
付属品はUSBケーブルやソフトケースなど、いくつか欠品してるものの、わりときれいな個体でした。
バッテリーはもちろんひとつだけですが、そこは手持ちのEPSON用のバッテリーが同型なので、これを予備にできるのは良いですね。
というわけで、大きな問題はないのですが、やっぱりノートラブルというわけではなく、撮像素子にゴミが入ってるんですよね。
それほど目立つわけではなく、しっかり絞りこむと1つだけ、やや大きめのものがある感じです。
とりあえず現状のままなら、しばらくはこのままでも良いかな。
増えてくるようなら、オーバーホールも考えたいところです。
あと、これはハードウェア的なトラブルではないのかもしれませんが、ファイル番号がリセットされる現象が起きました。
もちろん、設定では通し番号にしてあるのですが…。
ネットでも同様の症状の報告を見かけました。
もしかすると、パソコンにカードをマウントした時に、一度アンマウントせずにSDカードを抜いちゃったことがあったので、それが影響してるのかな?
すごく困るというほどではないですが、できれば再発しないほうがうれしいところです。
SD14でなんとなくクセもわかっていたので、すんなり馴染みましたが、バシッと決まった場合の描写はやっぱりスゴイですね。
現像はやはり今のところ、SIGMA Photo Proを使っています。
Lightroomのほうが断然手軽なんですが、FOVEON独特の解像感がちょっと削がれる気がするんですよね。
出張中に撮った写真もまだそこそこあるので、少しずつ紹介させてもらいつつ、いろいろ検証してみたいと思います。