近所のカメラ店のジャンクコーナー(カゴでなくガラス棚の中ですが)で、フォクトレンダーの中判蛇腹カメラ「Bessa 66」を見つけたので、ゲットしてきました。
さすがにいつもの「ワンコイン」というわけにはいきませんでしたが、かなり格安でした。
最近は中判カメラの人気が急激に冷え込んでる感じですからねぇ。
店頭で蛇腹の穴だけはチェックしましたが、その点は問題なし。
ただ、シャッターは固着しているようでした。
あとでチェックすると、本体にあるシャッターボタンからシャッターユニットに伸びるレバーが何かの拍子に下側にすり抜けていて咬み合っていないだけでした。
それを治してあげたら、あとは問題なしです。
ベッサ66にもいくつかバリエーションがあるようですが、これはレンズにVASKAR 75mm F4.5が付いていますから、廉価モデルでしょう。
レンジファインダーもないですが、ファインダーの見え自体はなかなかです。
1940年代のカメラだと思いますが、良い状態で残っているものです。
スプールにはKodakの金属製のものが入っていましたから、コレクションだったものでしょうね。
同じジャンク棚にオリンパスSIXやマミヤSIXもあったので、同じ所有者が手放されたのでしょう。
マミヤSIXはレンジファインダーもあって、なかなか捨てがたかったんですが、フォクトレンダーから銀塩カメラ収集を始めた私としては、こちらを選んでしまいました.。
ベッサのほうがコンパクトで持ち歩きやすそうですしね。
最近はフィルムが高くなっているので、なかなか気軽に撮るというわけにもいきませんが、のんびりスローペースで試してみたいと思っています。