134月
SONYのMCヘッドアンプ「HA-55」を入手しました。
先日、同じソニーのMCトランス「HA-T30」をゲットしたばかりですけど、XL55Proがメイン状態なので当時の純正組み合わせだったHA-55に興味が湧いてしまいました。
アンプで増幅するならKRELL PAM-3のMCモードやAccuphase C-280Lを使えば良いような気もするんですけど、やっぱり試してみたいと思うわけです。
なにせ1977年発売ですので状態がやや不安でしたが、メンテはされてない様子なものの、動作は問題ありませんでした。
だいぶ汚れていたので掃除はしておきましたけど、コンデンサあたりはそのうちメンテが必要かもしれないですね。
ひとまず動作テストでトーンアームとPAM-3間にROKSANのRCAケーブルでつないで動作確認です。
ちなみにGNDの取り回しを悩んだんですが、ヘッドアンプの接続方法ってあまり記載がなくて結構困りました。
Accuphaseのヘッドアンプの説明書に唯一記載があるのを見つけて、トーンアームからとプレーヤーのアース線はヘッドアンプ側のみで問題ないみたいです。
カートリッジもまだXL55Proは試してなくて、Lyra Helikonなので本来の目的をまだチェックできてないんですけどね。
音はMCトランスと比べると力強い印象で、特に低域の馬力が違うなと感じます。
国産ヘッドアンプということで、Accuphase C-280Lの時にやや似た出音傾向で、アナログっぽさは少し減退するけれど精度は高まる方向性でしょうか。
当初は中高域にやや硬質さが感じられたのですが、これはROKSANのケーブルの色合いもあったようで、ケーブルをやりくりしてACOUSTIC REVIVEのRCA-1.0 TripleC-FMをヘッドアンプ-フォノイコライザー間に使ったら全体的にグレードアップしました。
ヘッドアンプで増幅されたとはいえ、まだMMカートリッジレベルの信号なのでやっぱりケーブルの影響を受けやすいですね。
ケーブルが直生えじゃないから交換可能なのは嬉しいポイントではあります。
インピーダンス切り替えもあって3Ω、40Ω記載ですけど内部的には25Ω、100Ωらしいので大抵のカートリッジは適合しそうです。
PASSにすれば電源入れてなくてもMMカートリッジが使えるようですし、そういう利便性もMCトランスやDIPスイッチ切り替えのPAM-3よりは向上しました。
HA-T30を使いたくなった場合もPASSモードにしてヘッドアンプの裏に挿せばすぐ試せますし、それぞれのカートリッジとの相性をいろいろ試してベストマッチを探せたらなと思います。
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104月
OLYMPUSのマイクロフォーサーズ機「E-M1 MarkII」の2台目を入手しました。
フォロワーさんがレンズといっしょに放出されていたので、最初はレンズだけでもと思ったのですが紗羅も気に入っていたのでE-3の後継としても良いんじゃないかと思ってまとめて譲っていただくことにしました。
ちなみにレンズは標準ズームのPROレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」とライカ銘の標準単焦点「LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.」という高級ラインナップです。
まずは本体のファームウェアから確認するとだいぶ古かったので最新に更新しておきました。
Apple SiliconなMacだとちょっといろいろ面倒なのですが1台目で環境整備してあるので、そこは安心です。
なおレンズのほうは特にファームウェア更新は出てないようでした。
サイズ的にはSUMMILUXがバランス良くて、もうこれだとフォーサーズ時代のLEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.の出番はなくなるかも。
マウントアダプタは持ってるので2台にそれぞれ装着して比較してみると面白いかもですね。
M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROのほうは全域単焦点並みと言われるだけあってそれなりの大きさですが、最短撮影距離も短いし使い勝手は良好です。
紗羅には若干重さが気になるようですから、こっちは私がメインで使うかも。
α7IIはいまだにEマウントレンズを1本も持ってない状態ですが、フルサイズだと性能を満たしつつ大きさ(とお値段)がお手頃なのがどうしても少なくなってしまうのもあるのでしょう。
ただマイクロフォーサーズとEマウントのミラーレス体制でほぼ困ることはなくなってきました。
まだ一応メインはNikon D810ですけど、Zマウントに移行するかと言われると現状ではあまり意義を見出せていないというのが正直なところです。
それはさておき、こちらは桜もまだこれからですし、なるべくカメラを持ち歩いて楽しくお出かけしていけたらなと思います。
最後になりましたが、譲っていただいたフォロワーさんに感謝申し上げます。
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094月
ACOUSTIC REVIVEのAES/EBUケーブル「DIGITAL-1.0X-TripleC-FM」を追加しました。
最初はクロックでもチラッと試せるのでBNCケーブルを検討していたのですが、75Ωでしょうし矩形波を使っている現状だとちょっとアンマッチかなと思い、デジタルケーブルとしてより活かせるであろうAES/EBUのほうを選びました。
というのもMark Levinson No.360LはRCAが1系統でAES/EBUが2系統ありますし、DDCやWadia等AES/EBU出力のある機材も多いので。
まずは動作確認でSINGXER SU-2で使ってみましたが、ここはすでにAES-1.0TripleC-FMを使っていますので「グレードダウン」になってしまうのは致し方ないところです。
ただやや低域は薄味になったもののシャープさはしっかりあって単線の良さはやっぱり活きています。
ややタイトな傾向なので、こっちのほうが好みという方もいらっしゃるかもしれないくらいです。
ただうちだとWadia 23のほうが膨らむ傾向なので、今回のケーブルはこちらで使うことにしました。
これまではBNC変換プラグ経由やST-linkで繋いでいましたので、それに比べるとぐっと滲みが少なくなった気がします。
RCA入力はBNCやAES/EBUのないProceedに譲って、これでベストな結線になったかなと思います。
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084月
HIFIMAN EF400導入したので、その動作確認も兼ねてSENNHEISER HD800のXLR4pinリケーブルを調達しました。
4.4mmと回路は同じだとは思いますが、やっぱりXLR接続も一応試したいですから、まずはいちばん廉価そうなものをチョイス。
アンプ側のコネクタにもよるのでしょうけど、結構挿しにくい感じでロック機構も特にないのが若干不安です。
ケーブル自体は特に可も不可もなく、長さが若干短くなってケーブルも細めになったので取り回しが良くなったくらいのものです。
無事に音も出て、音質面ではケーブルどうこうというよりもアンプ側の駆動力アップのおかげもあってかなりHD800が鳴ってくれてるなという感じになりました。
ちなみに純正ケーブルは被膜が破れるといった噂を良く耳にしますけど、うちのは全く問題なく購入時のままの状態を保っています。
変換アダプタがないとアンバランスで使えなくなってしまいましたが、その時は純正ケーブルに戻せば良いでしょう。
汎用性や使い勝手では4.4mmのほうが良いでしょうけれどなんとなくXLR4pinは据え置きをやってる感があって良いなという薄い感想ではありました。
054月
サイバーシャフトの50Ωセミリジッドケーブルを入手してみました。
10MHzクロック用ということで50Ωに限定されるので選択肢があまり多くないので、これまでひとまずはお安いのを試していました。
今回のセミリジッドケーブルも「オーディオ向けとしては」だいぶ廉価なほうなので気軽にちょっと試してみようという意図です。
かなり硬いとは聞いていましたが、たしかに取り回しやすいとは言えないですし、軽いクロック本体が動いてしまうほどではあります。
これまで何種類か安いのを試して、私の好みとしてはテフロンで芯線が単線のものじゃないかという当たりを付けていたので、まさにそれに適合しそうなのがこのセミリジッドケーブルというのもありました。
ケーブル自体はRG402で銀メッキのものもあるみたいですが芯線は銅単線にテフロン、そして外導体に銅パイプという構造のようです。
音はまずざっくりとは「濁りが少ない」という第一印象です。
空間再現は意外と細手のRG316も良かったですが、細かく聴き比べてみると精度や純度の高さはやはりサイバーシャフトのほうが若干優位のようです。
サイバーシャフトのほうは楽器の音色が自然で、DDCやDACの本来の性能を引き出してくれるような感じを受けました。
少し鳴らしているとさらに明快な音階になってきて、ちょっと大げさですが音が見えるような感じです。
細部がしっかり見通せて、喩えるならちょっとだけ視力が上がったような感覚かと。
ただクロック自体がさほど高級なわけでもないので、クロックケーブルに凝ったところでそこまで劇的に変化するという期待はもう難しいかな。
安定して接続できることが重要とも言えそうですし、そういう意味では長さが短くて済むRG316も悪くない選択肢だなと改めて感じた次第です。
044月
MINOLTAのマクロレンズ「AF MACRO 100mm F2.8 New」を入手しました。
α7IIで手ブレ補正も使えるようになったこともあり、ちょっと望遠寄りのレンズでもブレを気にしなくて良さそうという目論見もありますし、ワーキングディスタンスが確保できるので影が出にくくて良さそうかなと。
LA-EA4を使えばまだまだ現役のレンズですが、もう光学一眼レフ時代のレンズはあんまり人気がないようですね。
ミノルタのマクロレンズはどれも優秀で、今までも50mmの旧タイプ(Newも以前持っていた)を常用しているほどです。
AFは正直、結構迷うことがあってOLYMPUS E-M1 Mark IIほど俊足とはいきませんけど描写は十分まだまだ実用になります。
LA-EA5なら像面位相差が活かせるようですけど、α7RIV等の一部モデルだけがモーター非内蔵レンズに対応しているっぽいですし、当面はLA-EA4のままですね。
これだけ安くなっているなら往年のミノルタAマウントを集めてみても面白そうですが、近所に実店舗がほぼないので状態が分かりづらいのが難点です。
まあ縁があればまたちょっとずつ集まってくることでしょう。
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