• 091月

    EFFECT Audioのイヤホン用ケーブル「ARES S II」を入手しました。

    うちにもある「ARES S」の後継モデルで、最初は「どうせ分岐部のデザインが変わった程度でしょ」と思っていたのですが、上位のErosとは違ってARES S IIはそもそも4芯から8芯になっているのが分かり入手することにしました。
    ちなみに単純に倍になってるわけではなく、それぞれの線の太さは24AWG→26AWGとちょっと細くなっています。
    Ares S 8Wireは24AWGのまま8芯になってたのでそれとは異なりますけど、そのかわりSolid Core technologyという異なる太さの銅線を2パターン組み合わせたWireを使ってあるんだとか。

    26AWGはEROS Sでも同様だったので取り回しにはこっちのほうが良いのは分かっていましたし、実際に使ってみても従来の4芯のARES Sより取り回しが良いくらいです。
    なおARES Sではケースが付属しましたが、ARES S IIには付属しません。

    まずは初代Maverickで動作確認してみました。
    それまで先代のARES Sを使っていたわけですが、その時よりも繊細さが出たような印象です。
    滑らかさがアップして透明感が高い感じになり、そのかわりにゴリゴリした感じはちょっと減ったようです。

    高域側もサラッとした雰囲気で、上品なサウンドという点でスピーカーケーブルのQED Revelationをふと思い出しました。
    低域はRevelationよりもうちょっとしっかり出るバランスですが、出過ぎることはなくフラットです。
    ただ聴いていて感じるのはそうした周波数特性的な変化よりも、細部の描写や静寂感などの向上が強い印象です。
    音場も散漫になりすぎず適度に広くて位置の精度が高いのは、左右差とか接触抵抗、浮遊容量などがしっかり揃ってる証拠でしょう。

    ここで一旦、先代のARES Sに戻してみます。
    装着感の違いからか音はちょっと外に広がる感じがありますが、キツさがあって音が硬いです。
    低域はたしかにドンと出ますが厚みとしては意外に薄口で、帯域が全体に狭くなったような感覚すらあります。
    ベースのキレは良く全体的に元気がある感じではあって、そこは線の太さが貢献しているのかもしれませんが、ARES S IIと比較するとやはり雑然と鳴る傾向は感じられます。

    次はConXでMMCXに変更してMaverick Tiに装着しましたが、こちらはちょっと優しすぎるようで相性がイマイチかな。
    結局すぐに2pinに戻して初代のほうにARES S IIを割り当てることにしました。
    こちらだと初代Maverickが一気に現代的になるので、ちょうど欠点を埋め合わせる組み合わせになっているのでしょう。
    音の精度が高くモニタとしての実力が高まりつつ、とにかく音の質感が自然になります。
    変に響きを乗せず、それでいて乾きすぎないのが良い感じです。

    Maverick Tiのほうには先代のARES S(それまではAres II+だった)を割り当ててみました。
    こちらは広がりが出て低域が少し強まってがっしりするのでこのほうが元々低域が少なめのTiとの相性は良さそうです。
    装着感は若干改善の余地はありますが、極太のAres II+よりはマシですし、あとはイヤーピースで調整できるはずです。

    欲を言えばTermXが使えるケーブルも欲しいですが、2.5mmは衰退してきましたし、当面は4.4mmで十分かな。
    むしろqdcで使えるとありがたいんですけど、そこはやっぱり難しいんでしょうね。

    Filed under: Audio
    2025/01/09 12:00 pm | EFFECT Audio ARES S II はコメントを受け付けていません
  • 051月

    DELAの光ディスクドライブ「D100-B-J」を入手しました。

    現行モデルはD100/2-C-Jですから2世代前のモデルですね。
    変更点はクロックやコンデンサなど部品レベルくらいで、ドライブ自体は変わってないですから、まあこれで十分かなと。
    そもそもそこまで入手するつもりはなくて、安かったので買ってみたくらいの感じですけど。

    電源は12V4AのACアダプタで5.5×2.1mmのごく普通のものです。
    DELAの大元であるBUFFALOの法人様向け無線LANアクセスポイントやハードディスクでも同梱されているもので、正直もうちょっとまともなものを付属させるか、内蔵電源にしても良いんじゃないかなという気はします。
    リニア電源をお使いの方もいらっしゃるようですが、4Aとなるとかなり本格的なものになるのでとりあえず秋月電子のものにしておきました。

    早速リッピングしてみると、動作音は極めて静かなのがさすがです。
    ただCDのリッピング速度は平均すると3倍速くらいで、かなりゆっくりです。
    これまで使ってきたパイオニアのBDR-X13JBKも静音モードにするとだいぶ遅くなりますが、それにも増して遅いかな。
    リッピングによる音質の違いは正直明確に感じ取れるような気はしませんでしたが、エラーなくしっかり読める安心感はあります。

    ちなみにPioneerが提供しているドライブユーティリティ(Mac版のLite)でドライブ設定が可能です。
    初期設定はアドバンスド静音機能Onで、常時静音モードになっていて、それらをオフにしてもリッピング速度はさほど向上しませんでした。
    なお内蔵ドライブもそれやXLDで判明し、以下の表記となっていました。

    PIONEER BD-RW BDR-209M (revision 1.50)

    最新モデルもBDR-209Mのままらしく、さすがにちょっと古い気はします。
    ドライブの隙間部分にフェルトが仕込んであったりはしますが、基本的には良質なケースという感じでしょう。
    それにしてもちょっと高価になりすぎたようには個人的には思いますけど、後日紹介するようにドライブ換装の母体に旧モデルを入手するという目的は期待以上に果たしてくれたと思います。
    そのあたりはまた別記事でご紹介しますが、当然保証は受けられなくなりますし、単純なドライブ換装と比べて難易度も手間も結構大変ですので物好きな方以外にはオススメできないのであしからず。

    Filed under: Audio
    2025/01/05 12:08 pm | DELA D100-B-J はコメントを受け付けていません
  • 3012月

    恒例の「今年買って良かったもの」をまとめてみます。
    購入してまだ記事にしてないものもありますけど、とりあえずこれまで紹介してきたもので。

    いちばん活躍してくれているのはやっぱりSolisのエスプレッソマシンです。
    1日に3回くらいはいれていて、自家焙煎もだいたい毎週やってるような感じで生豆で買うようになったのも大きいかな。

    同様に出番が多いのがSynologyのNASで、スマホやパソコン間で写真とかファイルのやりとりがBUFFALO時代に比べると格段に便利になりました。
    もっと上位モデルに買えてroonとかNode.jsといったサーバ的用途も担わせても良いかなと思いつつ、ファンがうるさくなく消費電力も少ないという意味ではこのくらいがちょうど良いのかも。
    HDDはWD RED 16TBが2台入っていてRAID1にしてますけど、容量は十分足りてるのでこれを更新する時にまたNAS本体側も考えれば良いかな。

    SONYのα7IIもリビングに置いてあるNikon D810と使い分けで、サクッとブツ撮りしたい時に活躍してます。
    所有欲よりも利便性とか実際に高頻度で使うものが長期的な満足度が高いかなという視点でモノ選びをするようになった感があります。

    据え置きオーディオ関係はもうあまり大きく弄っていませんが、YAMAHA B-4は故障したKRELL KSA-100の代わりに活躍してくれています。
    リレーが多少不調ですけど、今年は仕事がわりと忙しかったこともあり、あまり細かいことよりもサクッとリラックスして短時間聴ける時を楽しむみたいな感じになりました。
    クレルにしてもB-4にしてもいずれメンテは必要なんですが、なにせ重いのでちょっと躊躇しているところで、別のものにリプレースすることも含めて来年の課題かな。

    ポータブルのほうも空き時間にのんびり楽しむ習慣がつきました。
    FIIO M15やHIFIMAN EF400を導入して、qdcやUnique Melodyのイヤホン、それにCampfire Audio CASCADEなどを気分で選ぶのが楽しいですね。

    据え置きのほうは音源はもっぱらレコードになってしまいました。
    レコード収集にハマってるというのもありますし、デジタル系はポータブルのほうで聴く頻度が高くなったからというのもあるでしょう。
    カートリッジも結構集めて、最近はYAMAHAを使うことが増えています。
    ヘッドアンプをYAMAHA HA-1にしたからというのもあるのかな。

    あとはホームベーカリーを「SD-MDX4」に買い替えたのも意外と満足度高めです。
    来年はぼちぼち冷蔵庫の買い替えも考えなくちゃいけないかなぁ。

    最後に番外編(?)でレコードで良かったものもちょっとだけ。

    枚数としては去年と同じくらいで、さすがに収納が怪しくなってきました。
    最近(といってもCDが出たあと以降)のものが満足度高めになったような感じで、そこもSONYやYAMAHAのカートリッジを使う頻度が増えたことに微妙に関係してそうな気はします。

    来年は収納面で多少頻度を落とさないとなぁと思いつつ、これまで通り世間の評判とはちょっと離れたところで自分にとって良いものをチョイスしていけたらなと思います。

    Filed under: Electronics
    2024/12/30 12:00 pm | 今年買って良かったもの2024 はコメントを受け付けていません
  • 2912月

    アナログリラックスから発売されているリード線「吟醸リード」のスタンダードモデルを2種類購入してみました。

    スタンダードとアドバンスが音楽ジャンルに分かれてそれぞれ5種類ずつ、全部で10種類もラインナップされています。
    個人的にはリード線はカートリッジや聴く音楽の種類でクセ付けするものではなく、カートリッジの微小な発電をロスなく伝えるのが重要と考えているのですが、なんだか処分品っぽいのを見つけたのでお試しにという感じです。

    ポップススタンダードはPC-TripleCの0.6mm単線を無鉛銅入り銀ハンダSR-4NCuでチップに取り付けてあるとのこと。
    これをYAMAHA MC-11に装着してみましたが、0.6mm単線は正直かなり固くて取り回しは悪いです。
    47研みたいにこの太さのものをスピーカーケーブルに使ったりするくらいですから、それをカートリッジとシェルの間に取り回すのがやりづらいというのはなんとなく分かっていただけるかと。

    音はPC-TripleCの単線というストレートな音色傾向が主体なので、ハツラツとしつつも古いリード線よりもグッと鮮度が上がる印象はあります。
    特にポップスに向いているという感じはないですけど、エントリーモデルにしては若干穏やかな傾向のMC-11をシャキッとさせるくらいの効果はあるようです。

    ボーカルスタンダードのほうはまだ予備として眠らせてありますが、導体にアニールOFC、ハンダにゴールドニッカスが使ってあるんだとか。
    見た目がなんとなく昔のオーディオテクニカのPC-OCCのにちょっと似ていますね。
    被膜も音への影響はかなり大きいと思うので、そこにも触れてほしかったかな。
    あとチップが結構曲がりやすい傾向で、おまけに被膜に隠れているのでラジオペンチなどで挟む場合はできるだけチップの外側のほうを掴むようにしたほうが安心っぽいです。

    今はリード線も結構高価なものが増えてきたので、ちょっと値引いてある価格ならまあアリかな。
    アナログリラックスのカートリッジはものすごい人気ですけど、吟醸リードはあまり話題になっていないのも音質云々以前にこの分かりにくさが影響しているんじゃないかなぁと思ったりしていましたが、実際使ってみてもやっぱりそこが課題なのかなぁと感じた次第です。

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    Filed under: Audio
    2024/12/29 12:00 pm | 吟醸リード はコメントを受け付けていません
  • 2812月

    イオナイザー付きの除電ブラシ「ASB-2 ion」を入手しました。

    ASB-1も持っていますし、ここのところはアナログリラックスのAR-ASAB1をメインで使っていたので今更感もあるんですけどね。
    そもそもいつの間にか販売も終了していますし。

    基本的にはASB-1の柄の部分にイオナイザーをくっつけたような形で、正直別々に買ったほうが良いのでは?とも思います。
    ブラシを使う前にリセットのような感じでブラシそのものを除電できたりすればまた違うんでしょうけど。
    ちなみに除電する場合は柄のほうを盤面などに向けてレバーを押す感じです。

    この個体はレバーが押し下がったままみたいになっていて、実質ASB-1相当として使う前提での入手ですけどね。
    コアブリッドを使ってあるのは同じものの、植毛といいますかブラシの感触はASB-1とはちょっと違う気がしていて、ちょっとSFC寄りの質感のような…。
    ASB-2 ionを再生前の埃よけに、AR-ASAB1はターンテーブルや機材の除電に、ASB-1はクリーニングマシンをかける前の汚れた盤面用にという感じで使い分けています。
    実際にはSFCやクレオスもあるので、完全に余剰状態ではありますけどね。

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    2024/12/28 12:00 pm | ASB-2 ion はコメントを受け付けていません
  • 2712月

    フォースマイルラボのカートリッジキーパー「FSL-SH1000」を入手しました。

    カートリッジがだいぶ増えてきて、それぞれ元々付属のケースに収納してクローゼットにしまってあったのですが、それだとどうしても交換するのが億劫になってしまいがちでした。
    中古で売ってるものを買おうかと探していましたが意外と高価で躊躇してたところにヨドバシのセールで見つけて購入することに。

    パッと見はダイソーのコレクションボックスに毛が生えた程度に見えますが、ベース部分は1kg以上あるアルミ無垢材に45度間隔で収納可能な溝を掘ってあります。

    プロダクト・デザイナー黒川雅之氏の手によるデザインだそうで、なんともこだわったものだなと。
    ちなみに黒川雅之氏はRICOH Caplio G3のデザインなどを手掛けられている方だそうです。

    ケースカバーのアクリルはUVカット処理された「コモグラス」という素材でできています。
    ただアクリル自体はやや薄めで、レコードプレーヤーのカバーなどを知ってる身からするともうちょっと厚手でも良いかなとは思います。
    全体のサイズはW300xD80xH97mmで、底面には小さなゴム足も付いていますし、重さも十分以上にあるので落下などの可能性は少ないでしょう。
    アクリルカバーは溝で固定されるのみなのはもうひと工夫あっても良かったかも。

    カートリッジの間隔はやや広めに取られているので、正面向きに装着しても隣接したシェルが干渉することはまずないでしょう。
    うちは結局45°傾けた配置で並べてあります。
    6本を手持ちのMCカートリッジからどれにするか、ちょっと悩みましたが地震などを考えて針カバーが付いているものをひとまず適当にチョイスしました。
    カートリッジ自体もロック機構はないですからね。

    そしてレコードラックの上に置いていつでも交換できるようにしてありますが、実はそれ以降まだカートリッジ交換はしてなかったり…。
    それでもまあ目が届く場所に並べてあるのは「コレクションボックス」としての価値もあると感じます。
    さすがに本来のお値段ではオススメしづらいですが、作りはそれなりにこだわったものだと思います。

    Filed under: Audio
    2024/12/27 12:00 pm | for SMiLE lab FSL-SH1000 はコメントを受け付けていません