先日、唐突に「パソコン通信」のことを思い出しました。
インターネット普及後の世代の方々は未経験だと思いますが、主に電話回線を
使って、文字をやり取りするものが存在しました。
ニフティサーブとか、「PC-VAN」などが有名でしたね。
私もニフティはよくやっていて、FGALとかFSHARP、FCGAMEMあたりを
よく眺めていましたね。
フリーソフトを作り始めたのも、そうしたパソコン通信がきっかけでしたし。
最初は300bps(300kじゃありません)のモデルで、それはもう遅かったです。
その後、「2400bps MNP5」のモデムを買ったときは、とてもうれしかったのを
思い出します。
上記のような大手とは別に、「草の根BBS」というのもありました。
どれも電話1回線だったり、夜だけ通信に使ったりするものでしたが、
それでも掲示板などでのコミュニケーションが楽しかったのを思い出します。
通信ソフトはWTERMを使ってたなぁ。
あの当時、回線の遅さなどから、少しでも小さくして送りたくて生まれた
LZHなどが今でも使われているのは、すごいなぁと思います。
まぁ、ISHとかNAPLPSあたりは、さすがにもう見かけませんけどね。
JPEGやMP3などは、まだまだ当時のパソコンでは処理しきれませんでしたが、
ぼちぼちと基礎を固め始めていた時代です。
その後、インターネットの黎明期もまだまだモデムは続いていましたね。
テレホーダイなども懐かしい時代です。
パケホーダイあたりも将来は「そんな時代があったなぁ」という時が来るのかも。
別にオチも何もない話になってしまいましたが、あの頃はあの頃の楽しさが
あったなぁと、懐かしく思い出したのでありました。