ローランドから、真空管アンプ・シミュレーターを搭載したUSBオーディオ
「UA-4FX」を発表されたようで。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20051104/roland.htm
この製品を見つけた時、最初は本物の真空管アンプで作られてるのかと
思ったら、シミュレーターなんですね。
真空管というと、「暖かい音」というイメージが強いようで、おそらくこの製品も
そうした「色づけ」をするみたいですけど、本来、真空管というのは理想に近い
増幅素子なんです。
ノイズが多い点を除けば、歪みも少ないですし、リニアリティも高いですからね。
この製品のシミュレートというのは、おそらく真空管らしくするのに、偶数次の
高調波歪み(倍音成分)を増やしたり、高域を落としたり、ダンピングファクターを
小さくしたりしてるんでしょうねぇ。
面白い試みだとは思うのですが、実際に聴いて効果を確かめたい気がします。
MP3のように高域が伸びてない音源では、有効な気もしますし。
ちなみに、12月中旬発売で、Macにも対応してるそうです。
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