本屋さんで「Palmクロニクル」という本を見つけました。
Palm クロニクル 井上 真花 山田 達司 田中 裕子 技術評論社 2007-03-23 by G-Tools |
先日紹介した「デジタルカメラ2.0」と同じシリーズのようです。
内容はタイトルの通り、Palmの歴史を紐解くような感じで、
比較的初期の頃の話が多めでした。
私もモノクロのVisorからCLIEを2台、そして、今は英語版のPalmを
使ってますが、進歩がそれほどあるように見えないですけれど、
それだけ初期の段階で完成されたOSだったといえるのでしょう。
今もスマートフォンでUIはかろうじて生き残ってますが、ある意味、
時代を先取り過ぎたのかも。
ちょうどMac OS 9までの時代みたいなものかもしれませんね。
それだけにMac OS Xに相当するような次世代のOSが生まれて
くれれば、今後も明るい気がするのですが、もはやそれは望めない
のかなぁ。
相変わらず、紙はペーパーバックみたいな感じですが、読み応えは
結構あるので、Palm好きなら持っていて損はない一冊になってると
思います。