以前、EOS-1を使っていた時から考えれば、私も銀塩カメラ歴も結構
長いことになりますが、本気になったのはVitomaticを買った、今年の
3月からです。
ちょうど半年で50台も銀塩カメラをゲットすることになろうとは思いも
しませんでした。(^^;
そんなことも「記念(?)」して、皆さんにも銀塩カメラの良さを知っていただこうと
『これから始める銀塩カメラ』というエントリーをしてみようかと思います。
すでにコンパクトデジカメやデジタル一眼レフをお持ちの方が多いでしょうから、
そういった方が気軽に「銀塩も一台くらい持っても良いかなぁ」と思えるような
カメラを紹介してみます。
くれぐれも銀塩沼にハマってしまうようなカメラを紹介するつもりはございませんので、
ご安心あれ。(笑)
では、まずはお気軽なコンパクトカメラから。
このジャンルだと、現行モデルも結構、お手軽にゲットできます。
ただ、デジカメに負けないだけの説得力がある写真が撮れるカメラとなると、
やはり限られてしまいますから、ここでは中古で選出してみました。
まずは私もゲットした「FUJIFILM TIARA」。
このカメラ、とにかくレンズが優秀ですし、使い勝手も非常に良いです。
最近の優秀なコンパクトデジカメにも負けないサイズ、そして質感ですし、
持ち運びもコンパクトなので、安い出物があったら、オススメです。
上で紹介した単焦点モデルのほかにも、ズームやAPSのモデルがあります。
お次は、KYOCERAのSlim-Tです。
デジカメすら撤退した京セラですが、やはりこのカメラもレンズが優秀です。
サイズも小さめですし、これも安ければゲットして損はないでしょう。
生活防水になったTプルーフもオススメです。
そしてもう一台は、Konica Big mini。
《中古》Konica Big mini BM-301(ブラック)
見た目は安っぽく見えるかもしれませんが、この機種も写りには定評が
あります。
たまに安く出物があることもあるのも魅力です。
ただ、この機種は背面の液晶がフレキシ基板の断線で表示されないものが
多いので、その点は注意が必要です。
お次は、一眼レフ編です。
こちらも高価な機種ではなく、お手軽なものをチョイスしました。
まずはNikonのF70Dです。
この機種の魅力は、まずお値段がかなり安くなってる点ですね。
そして、なんと、Ai対応であればMFレンズも使えるところも良いです。
もちろん、デジタル専用レンズでなければ、現行のAFレンズも使えますし、
オートフォーカスもバッチリ使えます。
私も一台、欲しいくらいです。(笑)
お次は私も使ってる「CONTAX RX」です。
この機種はCONTAXということもあって、ちょっとお高いですけれど、
AFに慣れてしまった方でも、フォーカスエイド機能があるので、MF入門にも
オススメできる機種です。
もちろん、状態が良いものであれば、CONTAXの機種はどれもCarl Zeissの
レンズが使えて良いと思います。
あと一台は迷いましたが、これまた私も使ってるCanonの「AE-1 Program」
にしました。
AFこそありませんが、プログラムモードがあるので、気軽に撮れる点が
とっつきやすいのではないかと。
また、本体もFDレンズも出物が多いこともあって、安いのが魅力です。
ただし、この機種を初めとしたAシリーズは「シャッター鳴き」という持病を
持ったものがありますから、購入の際には注意が必要です。
色々と紹介してみましたが、銀塩の楽しさは豊富なカメラ資産から
お好みのカメラやレンズをチョイスするところにもあると思います。
今はなかなか銀塩のことを扱ってくれる本は少ないですが、エイムックの
カメラマガジンや、雑誌の「日本カメラ」あたりで情報を仕入れて、
銀塩ライフへ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
カメラマガジン (no.3) by G-Tools |
日本カメラ 2006年 09月号 [雑誌] by G-Tools |