またまた何故か本屋さんで変わったカメラを見つけてしまいました。
「キセカエカメラ」という代物です。
上の製品ではカラフルな3種類の着せ替えプレートが付いてますが、
書店にはこれと別のロシアン風などのカメラもどきのプレートの
バージョンも置いてありました。
レンズは28mm F9で、シャッタースピードは1/125秒固定という、
まぁ思いきった仕様ですので、かなりユーザーを選びそうです。
ISO400のフィルム推奨ということですが、確かに「感度分の16」の
ルールに則れば、晴天でも2段オーバーで、ネガのラチチュードに
収まりますものね。
ちなみに「感度分の16」というのは、ピーカンのお天気の時には
レンズの絞りをF16にして、シャッタースピードをフィルムの
「感度分の1」にすれば、ほぼ適正露出になるよ、という目安です。
まぁ、実際はF16はレンズ性能的にもやや絞り過ぎですから、
ISO100なら、F8で1/400秒、F13くらいで1/600秒くらいが晴天の
基準になりそうですね。
もっと簡単に「感度2倍分の11」なんていうのも覚えやすくて良い
かもしれません。
まぁ、いずれにしろ、このカメラの場合は、そんな細かいことは
考えずに使うのが一番でしょうね。
自分で着せ替えプレートを作ることもできるでしょうから、
ライカもどきとか、CONTAXもどきなんてのも楽しいかもしれません。