銀塩がどんどん隅っこに押しやられている昨今、もうひとつ悲しい
ニュースが入ってきました。
Kodakの、あの名フィルム「コダクローム64」がもうすぐ販売終了に
なってしまうんだそうで。
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/info061213.shtml
今の販売状況だと、来年の3月くらいで在庫が尽きる予定だとか。
楽天では、もう販売してるお店はないみたいでした。
買い貯めておくにしても、このフィルムは現像処理も特殊なんですよね。
その現像処理も、来年の12月20日までで終了だそうです。
Paul Simonの唄のタイトルにもなった、このフィルム、なくなるまでに
一度くらいは試してみようかなぁ。
There Goes Rhymin’ Simon Paul Simon WEA/Rhino 2004-07-13 by G-Tools |
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8 Responses
12月 18th, 2006 at 7:41 PM
macbsさん、こんにちわ
コダクロームですか、若き頃に名前に惹かれてASA25のものを何回か、使いましたが、色が私の趣味に合わないのと、暗い所では使えないので、結局、サクラのASA100のスライド用フィルムに変えました。ISO64のものは、多分、エクタクロームを1、2本は使ったことがあると思いますが、コダクロームは使ったことがあるかどうか、記憶にありません。
確か、外式の現像って、経年変化が少ないと言われていたと思います。
12月 18th, 2006 at 8:42 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
コダクローム、外式ということで、発色がキレイだと
情報だけは仕入れています。
昔は低感度フィルムが大好きだったので、
エクターのシリーズはいっぱい使いました。
でも、コダクロームは、現像に時間が掛かりすぎるのもあって
まだ使ったことがないままです。
外式はもうコダクロームだけだったと思いますし、
メーカーとしては打ち切りたかったのも仕方ないのでしょうね。
とはいえ、だんだんとフィルムの選択肢が狭くなっていくのは
寂しい気持ちがします。
12月 18th, 2006 at 10:44 PM
どもども。
リンク先を見て参りました。何だか、また銀塩の歴史の1ページが閉じてしまう
ようで寂しいです。
このシリーズは、KM,PKM(ISO25)、KR,PKR(ISO64)とPKL(ISO200)まで
色々と使いました。発色に癖のあるグレードもありましたが、コダクロームは
現像後の膜面に(白黒フィルムのような)ピシッとした輪郭が残るのが、何となく
好きでした。
ブロニーのコダクロームもありましたね、120だけだったかも知れませんが。
裏紙(リーダー)の腰が強いうえに良く滑る材質だったので、手の中でほどけて
巻きが緩み、かぶってしまった憶えがあります(^^ゞ
12月 18th, 2006 at 11:07 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
このペースで色々と減っていくとすると、ほんとに
銀塩は数少なくなってしまう可能性が大ですね。
Kodakもあまり業績が良くないみたいですし、
あとはFUJIFILM頼りでしょうか。
コダクロームは、ある意味、コダックの原点ともいえる
シリーズですよね。
ですから、メーカーとしても、きっと愛着はあったのだと思いたいです。
ブローニーにもコダクロームがあったんですね。
さすがに店頭でも見かけた記憶がありません。
ブローニーになると、さらに選択肢は狭いですものね。
そういえば余談ですが、近所のハードオフで、FUJIFILMの
TX-1が、かなりの安値で売られていました。
買おうかと、だいぶ迷ったのですが、私の腕では
使いこなせないだろうなぁと。
結局、今週末に売れていました。
転売して利益が出るくらいの値付けだったんで、
当然売れるだろうなぁとは思っていましたけどね。
12月 19th, 2006 at 10:42 PM
今晩は。
まずは”新宿の戦果は?”と、軽いジャブから・・・。
コダクロームですが、日本以外の一部では販売を続けると言うのが一寸癪ですね。
そんな事を言っている当人も、ここ数年使ってなかったので”空しい遠吠え”で
しかないですけど。確かに現像に時間がかかる点、プロにもアマチュアにも
敬遠されたかなあと思います。
高感度フィルムの性能(粒状性)が上がり、絞り込んでピンボケ防止・高速
シャッターでブレ防止と言う、一見便利なようで安直な撮影スタイルが普及
したせいで、市場から姿を消す事になった訳でしょうか。
TX-1をやり過ごしたそうで、了解です。
でもあれは非常に面白いカメラですよ。駒の上下をカットするパノラマは
使い物にならないし、ブロニーでパノラマを撮る機種は高価過ぎますしね。
12月 20th, 2006 at 12:50 AM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
最近、ブログが重くてご迷惑をおかけします。
レンタルサーバーの負荷とエントリー数の増大が
原因だと思います。
とりあえず、個別ページの作成を止めましたので、
すみませんが、カテゴリーアーカイブのところから
コメントをよろしくお願いいたします。
”新宿の戦果”ですが、カメラ本一冊です。(笑)
ただ、帰宅すると不在通知が1枚…。(爆)
明日にはご報告できるかと思います。
コダクローム、全世界でストップではないのですね。
どうせ今でもラボは日本で2カ所くらいなのでしょうし、
残してくれるくらいの余裕が欲しいところですねぇ。
Kodakの場合、フィルム以外の業績がそれほどでもないから
仕方ないのかもしれませんね。
高感度フィルムというのは、確かに銀塩の首を自ら絞めた
ところがありますよね。
せっかくの被写界深度の浅さによる味わいも
高感度のせいで絞り込んでしまい、失われてしまいますし。
TX-1は、正直、かなり迷いました。
ボーナス前に見つけたっていうのが痛かったですねぇ。
あと、私にはやはり一眼レフが似合っているようで、
せっかく手にしても、また手放すことになったら、
カメラにもかわいそうだなぁと思って、見送った次第です。
一眼レフで、あんなパノラマカメラ、出ませんかねぇ。(笑)
さすがに今さら、無理ですよね。
12月 23rd, 2006 at 11:53 AM
こんにちは。
コメントはここで良いかと思いますが、もし違っていたらご指摘下さい。
高感度フィルムを否定する気は毛頭ありませんが、やはり撮影条件に撮影者の
個性を反映する機会が減ってしまい、一寸物足りなさを感じますね。
私見では、プログラム自動露出が”没個性化”のきっかけではないかと思っています。
自動露出でも、絞り優先で”こんな感じに写し込みたい”とか、ここは”シャッター
1/500秒以上の高速で切りたい”とか自分の意志を反映させた方が、すっと
面白いと思うんですけど。
パノラマの一眼は出ないでしょうね。TX-1は標準の45mmレンズだけでも
十分に楽しめますよ、この点は保証付き!
12月 23rd, 2006 at 12:11 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
私の以前の感覚では高感度フィルムは「特殊用途」と
思っていました。
あくまでも「暗いところでも写したい」という目的を満たすための
フィルムだと考えていたからです。
今は粒状性も良くなりましたし、カメラのシャッタースピードも
高速になりましたから、多少は常用できるかもしれませんけどね。
プログラムモードが「撮りたいものに集中する」ことに
つながれば良いのでしょうが、単純に安易さに向かうのが
現状ですね。
私は、基本的には絞り優先が好きです。
ただ、お散歩中などではプログラムモードですね。
パノラマの一眼、厳しいかもしれませんね。
TX-1、もう売れちゃったからなぁ。
少しだけ残念ですが、また機会があれば巡り会えるでしょう。