MacBSの日常生活的日記

セルフタイマーのススメ

matsumoさんやクマデジタルさんが反応してくださったので、
さっきのクイズの解答がてらのエントリーです。

正解はずばり、HANSA製のセルフタイマーであります。
古いカメラだと、ケーブルレリーズ用にシャッターボタンにネジ穴が
切ってあるのをご存じの方も多いかもしれません。

最近のカメラは電子シャッターなので、専用のケーブルレリーズを
使用するケースがほとんどですけどね。

このセルフタイマーは、そのシャッターの穴にねじ込んで、
時計の針のようなもので秒数をセットすると、にょい!っと針金
みたいなものが飛び出てきて、シャッターが切れる、という代物です。

さすがに、うちでもセルフタイマーのないカメラは6,7台ほどしか
ないので、実用性は「?」なのですが、面白いギミックですよね。

それはともかく、皆さん、セルフタイマーって、どんな時に使いますか?
おそらく、多くの方は三脚などを使って自分も入った記念撮影を
する時くらいしか使わない方が多いのではないかと。

でも、実は意外な用途があったりするんです。
最近のデジタルカメラだと、セルフタイマーの動作時間を設定
できるものも多いですが、2秒とか、短い時間も設定できますよね?

「2秒だと、撮影場所にたどりつかないじゃん!」とか思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、実はあれは別の用途のために
用意されているのです。

その「別の用途」とは、実は手ぶれ防止なんです。
手ぶれは大体、シャッターボタンを押した時の反動で起こることが
多いのです。
ですから、シャッターを押して2秒後に切れれば、そのタイミングでは
ほんとの「手ぶれ」だけ気をつければOKということなんですね。

手ぶれの発生は大体、焦点距離分の1秒以下というのが指標と
されていますが、まぁ大まかにいって1/30秒以下になったら、この
セルフタイマーを使った撮影を試してみると良いかと。
慣れれば、1/8秒くらいまでぶれずに撮れるケースもあります。

もちろん、さきほど書いた「ケーブルレリーズ」が使えるなら、
それも効果的です。

高感度や光学手ぶれ補正などがないカメラをお使いの方は
ぜひ試してみてくださいませ。

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