クマデジタルさんより。
最近のコンパクトデジカメでは、デジタル処理で歪曲を補正してる
ものが結構あるというお話。
確かにそのほうが楽ですけど、ズーム各域で補正しなければならず、
意外と大変だとは思いますけどね。
ちなみに収差といえば「ザイデルの5収差」が有名ですが、歪曲も
そのひとつで、残りの4つは「ボケ」にも影響する要素です。
あと、レンズで気になるのは色収差関連ですね。
最近、パープルフリンジが盛大に出るカメラが減ったのは、
これもデジタル処理されてる可能性があるのかな?
倍率色収差に関しては意外と対応が難しいのか(?)、まだまだ
かなり残ってるカメラが多いです。
デジタル一眼レフの場合、レンズが交換可能なので、こういう
「技」が使えないんですけど、ソフトウェア側で対応しているものは
結構あります。
「DxO Optics Pro」は、その最右翼ですね。
【送料無料】ソフトウェア・トゥー DxO Optics Pro4 STANDARD J
レンズごとの補正係数を持っていて、EXIF情報からそれを取得して
自動補正してくれたりします。
Nikonの「Capture NX」も、純正レンズでは多少やってくれますが、
DxOほどではないですね。
まぁ、PhotoshopやRAW現像ソフトでもヴィネットコントロールや色収差補正、
歪曲補正が手動で可能なものは増えてきました。
個人的には色収差は別として、ザイデルの5収差はレンズの味でも
あると思うので、あまり過度に補正しなくても良いのかなぁと思います。
高倍率ズームのコンパクトでは、そんなことも言ってられないくらい、
ひどい収差が残ってるのかもしれませんけれど。(^^;
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