先日、古本やさんで「バルナック型ライカのすべて」という本を
見つけたので、やや高めでしたがゲットしておきました。
バルナック型ライカのすべて (現代カメラ新書別冊―35ミリ一眼レフシリーズ) 中村 信一 朝日ソノラマ 1992-06 by G-Tools |
こういう本は機会を逃すと、二度と手に入らない可能性が
高いですからねぇ。
実際、これに続く新刊も出てたようですが、そちらですら廃刊に
なっていました。
新バルナック型ライカのすべて (クラシックカメラ選書) 中村 信一 朝日ソノラマ 1998-03 by G-Tools |
内容はバルナック型ライカの父、オスカー・バルナックが試作した
モデルから、いわゆるウル・ライカ、そして量産モデルと、細かな
違いをしっかりと記載してくれています。
最初の試作モデルは、もしかするとムービーカメラの露出テスト用
だったかも、という説などは初めて聞いたので、びっくり。
確かに昔のフィルムは実効感度にバラツキがあったようですし、
ポラを焼くような感覚で、テスト用に使おうとしていた可能性は
ありそうです。
個人的には偽ライカであるLeotaxを持ってますから、純正の
バルナック型に手を出す可能性は低いですね。
もし欲しいとすれば、最後期のIIIgあたりでしょうか。
むしろ、やっぱり沈銅のズマロンあたりのほうが気になるかな。
ちなみに、ライカM6は、やっと1本目の試写が終わりました。
今日の帰りに現像に出してきたので、明日には受け取れるかと。
どんな仕上がりか、今から楽しみです。