先日書店で「ポラロイド伝説」という本を見つけました。
発売は去年の夏頃だったみたいですが、ポラロイドと創業者のエドウィン・ランドの伝説をまとめた一冊です。
表紙には「スティーブ・ジョブズが”国宝”とまで呼んだ」といった帯が付いていて、ジョブズ本のついでにどうぞ、と言わんばかりですが、逆にもう語り尽くされた感すらあるAppleのことよりも新鮮な内容で良いかも。
御存知の通り、インスタントカメラの代名詞ともなったポラロイドですが、娘さんから「どうして撮影した写真がその場でみえないの?」と言われて作ったというのは私も以前から知っていた逸話です。
だからといってそれを作ってしまう辺りが「国宝」と呼ばれる所以なのかも。
Kodakとは特許絡みで非常に争ったようですが、そのKodak自身が生み出した「どうして撮影した写真がその場でみえないの?」の解であろうデジタルカメラも時流に乗れなかったのは何かの因縁でしょうか。
ちなみに富士フイルムのインスタックスはちゃんと(?)ポラロイドの許諾を受けての販売だったらしいです。
そんなポラロイドフィルムもまだなんとか残っていて、IMPOSSIBLE社から発売されています。
むしろSX-70を愛用している身には感度の違う600フィルムを使わなくて良いだけ、以前より便利になってるくらいです。
それも昨今の銀塩フィルムの状況を見るとどこまで持つか分かりませんが、フィルムがあるうちはSX-70も持ちだしてあげたいところです。
といっても、うちでは紗羅が使うことのほうが圧倒的に多いんですけどね。
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