MacBSの日常生活的日記

中古カメラの愉しみ

本屋さんで「中古カメラの愉しみ」という本を見つけました。

433478206X 中古カメラの愉しみ―金属人類学入門
赤瀬川 原平
光文社 2003-02

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まぁ内容はタイトルを見ていただければ、全て分かっていただけるかと
思いますが、中古カメラ、それも主に金属製の中古カメラ収集の
お話になっています。

ただ、他のこういった本にありがちな機種紹介ではなく、ほんとに
読み物として、中古カメラの愉しさを伝えてくれる内容になっています。

とにかく文章がおもしろくて、「あー、これってまさに私のことだなぁ」と
思わされることが、しばしば。(笑)

「金属製カメラに惹かれるのは、体内磁石のせいだ」とか、「カメラが
増えるたび、周りは病気がひどくなったというけれど、本人はどんどん
健康になっている」なんて、ある意味、カメラ収集を正当化するバイブル
かも。(^^;

撮りもせずにコレクションとして集めるのは、集められたカメラがちょっと
かわいそうだと思いますが、著者や私のように撮って楽しみ、見て楽しみ、
というのは、そのカメラの『人生』のためにも良いのではないかと。

中古カメラ購入を自分の中で正当化されたい方は、ぜひ読んで
みられるとよろしいかと。
ただし、家族まで引き込めるかどうかは疑問です。(苦笑)

あと、新刊で「中古カメラの逆襲」というのも出ているみたいです。

中古カメラの逆襲
赤瀬川 原平
筑摩書房 2006-03

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こちらは、どちらかというとカメラ紹介が中心の内容みたいなので、こっちも
見つけたら読んでみようと思います。

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