「光学レンズ補正」をtryout版で
試してみました。
マクロ撮影時にクローズアップフィルタを
使うことが多いせいもあって、これまでも
周辺部の色収差が気になってはいたんです。
掲載した写真は、左が補正なし、右が色収差補正ありの画像です。
(クリックすると、等倍ピクセル表示します。)
そもそも色収差とは、光の波長の長さによって屈折率が違うことに起因するもので、
焦点距離が大きい、つまり、望遠レンズほど生じやすくなります。
これを少なくするための方法が蛍石やEDレンズといった方法で、高価なレンズでは
色収差が起こりにくくなってるわけです。
で、うちのようにクローズアップフィルタなどは「安い」レンズの典型みたいなもので、
色収差がかなり出ちゃうんです。
周辺部の色ずれも、もちろんですが、階調表現やシャープさにも影響が
あることが、上のサンプルを見てもらうと分かっていただけるかと。
補正すると、なんだかちょっと高級なレンズで撮ってるような絵に仕上がるので、
なかなか良い感じです。
ちなみに、Nikon Captureも4.3から同等機能を搭載してるようです。
ただ、細かな調整は出来ないみたいです。
CS2のほうは、青/黄色、赤/シアンの2種類で微調整可能になっています。
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