かなりいい加減な幕速調整をしたOM-2Nですが、やはり結果が
気になるので、ざざっと1本、試し撮りして現像に出してきました。
結果からいくと、かなり改善された感じです。
上の画像でいうと、上側が露出アンダーになりがちだったわけですが、
今回の結果では、ほぼそれがなくなってるように思います。
厳密には計測器、少なくともポジでの確認が必要なのでしょうが、
まぁ、実用に支障がない程度であれば十分です。
逆にやりすぎて、露出オーバーに転んだり、シャッターの機械部分に
負担を掛けてしまったりしても大変なので、このあたりが適切でしょう。
ちなみに、周辺減光の著しいCOSINAの20mmを開放で撮ると、
下のような感じに。
これは確かに上が暗くなってますね。(笑)
でも、どちらかというとレンズ側の責任のほうが大きいでしょう。
同じ20mmでも少し絞ってシャッタースピードも下がれば、もちろん
全く問題なくなります。
とりあえず素人修理はこんなところにしておきます。
ちなみに、近所の良く行くカメラ店に現像に出したんですが、つい
自慢したくて「幕速調整、してみたんです」と店長さんに話したら、
「それで食べていけますね!」と言われました。
「いやぁ、別のカメラでは壊しちゃいましたから…」と話すと、今度は
「そうですねぇ、プロは一度でも失敗できないですからね」と。
うんうん、まさにおっしゃるとおりです。(笑)