最近のAFレンズは明るくてもF1.4どまり、ズームレンズではF2.8ですら
明るいレンズと言われます。
MFの時代にはF1.2も結構ラインアップされていたんですけどねぇ。
というわけで、私もフィルムカメラだからこそ使える、そんな明るい
レンズを使おうと、MINOLTA XDにフィルムを詰めてみました。
取り付けたのは、少し前にゲットしたROKKOR 50mm F1.2です。
58mmなど、初期のMCタイプのほうが写りには定評がありますが、
このレンズもなかなかボケ味が良い気がします。
今日ゲットしたT90も、もちろん55mm F1.2を付けて、近々、試写したい
ところですしね。
《中古並品》Canon FD 55mm F1.2 S.S.C.
ただ、「今さらフィルムカメラは…」という方も多いのではないかと。
そんな方でも、Nikon D300やPENTAXのK20Dなどなら、MFレンズも
しっかり愛用できます。
【送料無料】★ニコン AI ニッコール 50mm F1.2S
ペンタックスのほうはレア度が高くて、なかなか見つからないかも
しれませんが、ニコンのほうはまだ現行製品ですからね。
MFは面倒、と思われるかもしれませんが、明るいレンズで覗く世界は
まさに別世界です。
撮る楽しみも倍増しますし、一度体験されてみてはいかがでしょうか。
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2 Responses
11月 6th, 2008 at 6:59 PM
MacBSさん、こんにちわ
明るいレンズって、ボケが大きく美しく撮れることが多いのですが、逆にピントが薄いので本当はAFが欲しいですよね。何で明るい単焦点AFレンズって出ないのでしょうか。重いズームレンズでさえ、AFが可能なのですから、単焦点レンズでしたら、レンズが大きくても簡単にできると思うのですが。最近出たライカのレンズのようなF1以下で、AFレンズを出して欲しいものです。
さて、考えてみると、AFの明るいレンズが出ない理由の1つが、ボケが大きいからと言うのがあるような気がします。すなわち、現在は携帯電話のデジカメの描写に代表されるのですが、パンフォーカスで、全てにピントがあっているように見えないと、ピンボケ写真と言う認識の人が増えてしまったと言うことなのですが。ですから、ボケの大きい写真は評判が良くないような気がしています。
11月 6th, 2008 at 7:06 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
明るいレンズがMFばかりなのは、カメラのAFセンサーの性能が
F1.4くらいで限界に近いせいもあるのかと思います。
ただ、CanonからはF1.2、f1.0クラスのAFレンズが出ています。
もうひとつの理由はレンズが高価になりすぎる、という点も
あるでしょう。
昔はフィルム感度が低かったのが、明るいレンズのニーズだったかと。
今はデジタルもフィルムも高感度の画質が向上していますからね。
ただ、明るいレンズだからといって、開放で撮影する必要はありません。
それでも十分、明るいレンズの恩恵は得られると思っています。
ボケについては、日本特有の文化でもありますからね。
海外では昔からパンフォーカスが人気がありました。
今はちょっと逆転現象が起き始めていますけれど。