「超実践的フィルターブック」という本が出ているようで。
ここでいうフィルターはレンズの前に付ける各種フィルタ類のことですね。
最近はPhotoshopや現像ソフトの進化で撮影後の画像処理でフィルタの代わりを果たすことが可能になっていますから、わざわざフィルタを使うシーンが少なくなったかも。
特にホワイトバランスを整える目的が多かった色調整系のものやモノクロ用のカラーフィルタなどはほとんど使わないですねぇ。
ただ、画像処理とは違うフィルタの魅力というのも結構あります。
明るいシーンで絞りを開けやすくするNDフィルタや、最短撮影距離を縮めてくれるクローズアップレンズ、そして、偏光により色の鮮やかさを増したり反射を軽減してくれるPLフィルタあたりは後処理ではカバーし切れないフィルタワークかと。
私も以前はPLフィルタを結構使っていたけど、最近はあまり出番がなかったなぁ。
ND的な効果もあるし、また使おうかな。
なお、PLフィルタは他のフィルタに比べるとお値段がかなり高めです。
フィルタ径が大きいとなおさら高いわけですが、レンズによってフィルタ径が違ったりすると複数必要になって、さらに大変です。
そういうケースはなるべく大きめのものを購入して、小さいレンズにはステップアップリングで装着すると良いかと思います。