「32bit HDR」を試してみたくて、
ブラケット撮影の実験をしてみました。
HDRとは、High Dynamic Rangeの略で、
露光量の異なる複数の画像を用意すると、
普通なら暗過ぎたり明るすぎて、つぶれてしまう
部分も、しっかりと再現することができる機能です。
上の写真は、ガラス製のリンゴの置物での等倍ピクセル比較です。
(サムネイルをクリックすると、等倍表示されます。)
上半分がAuto(0EV)で撮影したもの、下半分が±1.7EVで3枚撮影した
画像で32bit HDR処理したものです。
一見、上のほうがキレイに見えますが、細部が「のっぺり」しちゃってて、
微妙な陰影が消え失せてしまってるのがお分かりいただけるかと。
この作例はあまり良いシチュエーションとは言えませんが、逆光のシーンでは
結構使えるのではないかと。
ただ、ブラケットで撮る必要がありますから、動きのある被写体は
ちょっと無理でしょうけどね。
ともあれ、なかなか面白い機能だと思います。
仕事がらみでも何か活用できるかもしれないなぁ。
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