ジャンクコーナーでカビありのニコンの望遠ズームレンズ「Ai Nikkor 80-200mm F4S」を見つけたので捕獲しておきました。
うちにもSeries Eで似たようなスペックのレンズはあったような気もしましたが、なにせ格安だったので、久しぶりにカビ取り分解の練習も兼ねてのゲットです。
前玉近くの端っこにかなり盛大なカビがありましたので、鏡胴横のイモネジを一つ外し、あとは前玉の枠部分にゴムを押し付けて回せばコロッと外せてカビにアクセスできました。
カビそのものはわりと簡単に取れましたが、なにしろ程度がひどかったのでコーティングはしっかり喰われてしまっていますねぇ。
周辺部なのでAPS-Cで使うならほとんど関係なさそうな気もしますけど、最近は以前にも増して中古レンズやカメラのキズやカビ、ゴミ、曇りには厳しいユーザーさんが増えたので、これでは価値がないのでしょう。
調べてみると1981年の発売で、当時は105,000円だったそうです。
オーディオでいうとCD発売前年という時期になりますから、確かにもうずいぶん前ではあります。
ただ当時のオーディオ機器は多少の不具合があったとしても、今回ゲットしたような価格(ツーコイン)にはならないです。
むしろ機械的な要素が多いレンズのほうが価値が下がりにくそうに思えるのですが、現行製品の性能具合などによるのでしょうか?