そういえば少し前にエイ出版社のムック「CAMERA magazine」の
第3巻が発売されてます。
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CAMERA magazine no.3 (3) エイ出版社 2006-06 by G-Tools |
今回の特集は「勝負カメラ・どこでもカメラ・休日カメラ」ということで、
場面に合わせたカメラを色々使い分けましょう、という企画。
いつものように色んなエッセイや記事が楽しめるのですが、何故か
今ひとつ「買おう!」という気になれないんですよねぇ。
そう感じるのは、おそらく全般的に「現行モデル」にこだわってるように
感じられるから、かもしれません。
もちろん、中にはクラシックカメラのようなものも扱われてはいるのですが、
あまりに定番過ぎて、新鮮味がないんです。
かといって、作品で魅せる感じでもないし、もちろん、新機種なんて
銀塩では、大して出てくるはずはないですからねぇ。
価格的にも少し高めなわけですし、もう少しコンセプトをはっきりさせて
くれたほうが、うれしい気がします。
数少ない銀塩専門の雑誌ですから、末永く続けていって欲しいので、
あえて苦言を書いてみました。
その点、意外な伏兵だったのは季刊で発行されている「analog」という
雑誌です。
analog (アナログ) 2006年 07月号 [雑誌] by G-Tools |
こちらは基本的にはオーディオ雑誌なわけですが、ページ数は少ないものの
カメラも取り上げられています。
今回の特集は、ライカのLマウントレンズで、ほかにもハヤタカメララボの
早田さんのカメラ修理についてのインタビュー記事も掲載されてます。
ちなみに記事自体もハヤタカメララボの方が担当されているんだそうで。
どうりで内容が濃いはずですね。
オーディオにも興味がある方は、一度ご覧になってみる価値はあるかと
思います。