このところ何かと活発な動きを見せているCarl Zeissから中望遠の単焦点レンズ「Apo Sonnar T* 2/135」の開発が発表されました。
135mmは以前は人気だった焦点域ですけど、最近は人気薄の印象だったので、少し意外でした。
人気が薄かった理由はひとつにはAPS-Cが中心になっていたというのもあったはずで、その点、このレンズは35mmフルサイズ対応ということなので、完全にそちらをターゲットにした製品と思われます。
それなら、ポートレートなどでも大活躍してくれそうな焦点域でしょうしね。
最短撮影距離は0.8mとそれほど短くもないですが、あまり無理に撮影倍率を上げると画質への影響もありますから妥当なところでしょうか。
対応マウントはキヤノンとニコンということで、この辺りもやはりフルサイズを想定していることを伺わせています。
なお、デザインはこれまでのZEやZF.2を踏襲してるので、コシナが手がけていると推測できますね。
気になるお値段は2000ドル前後と、さすがにおいそれと手が出る価格帯ではないようです。
似た雰囲気を味わうなら、ヤシコンの135mmあたりを狙ってみると面白いかもですが、ニコンボディで使うのは無理なのが残念なところです。
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