日本カメラの記事で、「DxO Optics Pro」というソフトを
見つけました。
このソフト、レンズやデジカメなど、ハードウェアを意識して画像補整してくれる
内容になっていて、結構多くのメーカーのデジタル一眼レフと、そのレンズに
対応しています。
もちろん、RAW型式にも対応してますから、RAW現像ソフトとしても十分
使えるものになっています。
Windows版だけでなく、Mac版もあるというのも良いポイントですね。
公式サイトには、25日間、フル機能が体験できるデモ版があるので、
早速、インストールして試用してみました。
なお、デモ版はカメラボディ/レンズの組み合わせ 1つだけを試すような
形になっています。
もちろん、間違えても別途、また指定してダウンロードすれば、別の
組み合わせに変更できますので、ご安心を。
で、実際に補正・現像してみた結果が、下の画像です。
現像した画像の一部を100%サイズで切り出したもので、左がPhotoshop、
右がOptics Proを使って現像したものです。
現像パラメータは、かなり細かく調整できるんですけど、上の画像はほとんど
「自動」のままで処理した結果です。
逆に、Photoshopのほうは手動で、それなりに頑張って調整した結果に
なっています。
多少、コントラストと彩度が高すぎる傾向はありますが、ノイズは少ないですし、
細部までしっかりした「眠くない」絵に仕上がってるのではないかと。
また、このサンプルではわかりませんが、レンズ固有の周辺減光や樽型歪み
なども、ばっちり補正してくれます。
処理速度はあまり速くないですが、お値段も意外に安いですし、お使いの
RAW現像ソフトの仕上がりに不満がある方は、とりあえずデモ版を試して
みるのも良いかと思います。