MacBSの日常生活的日記

EFマウントは世代交代するのか?

キヤノンの一眼レフ用レンズ、EFマウントといえば、ニコンのFマウントと
並ぶレンズ出荷本数を誇る屈指のレンズフォーマットなのは、今さら
私が語る必要もないかと。
高度に電子化されたマウントとして、αに先行されたAFを追い抜き、
追い越してきた実績は、その設計の優秀さにも起因していると
いえるでしょう。

そんなEFマウントも、振り返ってみれば1987年の登場なわけですから
もう20年を優に超える年数を経ているわけですね。
本題に入る前に、キヤノンのマウントの変遷を軽くおさらいしてみようかと。

最初期のモデルは日本光学(今のニコン)からレンズ供給されていたのは
カメラに詳しい方ならご存じの方も多いかと。
その後、ライカLマウント互換を経て、一眼レフでは独自のRマウントを
1959年に導入します。
そして、1964年にFLマウント、1971年にFDマウントと、どちらかというと
マウント変更が多いメーカーです。

そして、1987年にEFマウントが登場します。
それまでは基本的に上位互換でしたが、EFマウントでは互換性を
完全に捨てたこともあって、旧来のユーザーはかなりつらい思いを
されたようです。
まぁ、そのおかげもあって、現在でも通用するマウントになれたとも
言えるのでしょうけれど。

そんなEFマウント誕生から23年、RからFDまでが同じ23年ほどという点を
考えると、そろそろ新しいマウントが登場する可能性もあるのではないか?
というのが、今回のエントリの主題です。

以前、Canonのレンズ交換式ビデオカメラを使っていたのですが、
これにEFマウントのレンズが使えるアダプタがあって、これを使うと
動画では、かなり弱い部分があるなぁと感じた記憶があります。

具体的にはAFの動作音・スピードや絞りの動作スピードなどです。
特に絞りに関しては電磁絞りということもあって、動画どころか、
スチルの連写でも、開放絞りでないとカメラのスペックいっぱいの
連射速度が出ないなど影響を受けるケースが、既に出てきているようです。

それらを解消するにはやはり、世代交代するしかないのかなぁ。
もちろん、上位互換となる可能性も高いですが、ミラーレスが
台頭してきた場合、フランジバックを維持するのはカメラサイズの上で
不利になる面もあるでしょうし、次世代マウントもやはり20年くらいは
変更なしで耐えられるものであってほしいですからねぇ。

まぁ、私が心配することではないでしょうし、同様の問題は他社の
レンズマウントも同様なわけですが、電子マウントだけに、
もし互換の少ないマウントに交代したら大変かもしれません。

そんなことを考えながら、注文した別マウントのレンズが到着するのを
楽しみに待っているのでありました。(^^;

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