EOS Kiss X6iを出したキヤノンですが、レンズのほうも意欲作を投入してきました。
キヤノンとしては珍しいパンケーキレンズ「EF 40mm F2.8 STM」です。
私の記憶が正しければ、過去にキヤノンが出したパンケーキっぽいレンズというと、ミラー固定型のペリックス向けだった「FLP38mm F2.8」くらいじゃなかったかと。
あれはミラーが動かないからこそのもので、パンケーキとはちょっと違いますけどね。
ということで、当然ながらEFレンズとしても初だと思います。
しかもコンパクトながら、35mmフルサイズにも対応してるそうで、銀塩でもちょっと使ってみたくなりますね。
ただ、パンケーキレンズが登場した当時と違って、最近のデジタル一眼レフはそもそも本体の厚みが結構厚い印象なんですよねぇ。
そういう意味ではミラーレスのほうが相性は良い気もしますが、交換レンズとして考えれば、カメラバッグの中に「あと一本」という感覚で入れておけるのは良いかも。
重さも130gで、廉価なEF 50mm F1.8IIと同じで、ステッピングモーターで動画との相性も良い上にお値段も1万円台後半とお手頃なようですから、新たな撒き餌的単焦点レンズになるかもしれませんね。