富士フイルムからインスタントカメラの新製品「instax mini 90 ネオクラシック」が9月に発売されるそうで。
いわゆるチェキですけどもこの時期になってフィルム系カメラの新製品が出るというのは意外ですね。
通常の35mmフィルムの衰退ぶりに反して、チェキ自体は若い女性を中心に結構人気があるというのは知っていましたが。
今回のモデルはそれを男性やもう少しカメラ好き方向にも波及させようという感じの上位モデルで、デザインも最近のXシリーズみたいな雰囲気に仕上げています。
レンズ自体は2群2枚の60mm F12.7のままで、シャッタースピードもinstax mini 50Sと同じプログラム式電子シャッターのようですけどね。
ポラロイドがなくなった今となっては選択肢がないせいもあるのでしょうが、その場でプリントできるというのが大きな存在価値になってるのでしょうね。
そのポラロイドもプリントアウト機能搭載のデジカメを出してましたけど、印字を待つのと像が浮かび上がってくるのを眺めながら待つのでは気分が違うんでしょう。
実はこのチェキフィルムを使ったプリンカム(FinePix PR21)というデジカメもかつて発売されていまして、私も持っています。
デジカメ部分は210万画素とすっかり時代遅れなスペックですし、図体も大きいんですけどチェキフィルムにプリントアウトしてみると結構キレイなんですよね。
そういう意味ではチェキフィルムを中判カメラで使えるアダプタとかあれば、かなりの画質なんだろうなと。
もちろん、チェキはチェキらしい、あの気軽さが良いのだとは思いますけどね。