光線漏れが気になっていたキエフ4ですが、ネガが上がってくると
その心配は全くありませんでした。
パーマセルテープ代わりのビニールテープで、弱点であるフィルム蓋
周りをしっかりガードしておいたのが良かったのかもしれません。
そして、写りのほうも、なかなかびっくりです。
今回からコニカミノルタの業務用フィルムを使い始めたのですが、
基本的にはセンチュリアでしょうから、あっさり目の色合いになる
はずですが、それが程良い色具合になってくれています。
露出計も基本的には単体露出計を使いましたが、本体付属の
セレン光電池も、感度を大幅にずらしてあげれば、なかなかの
精度で測ってくれました。
レンズの描写も開放近くでも非常に良い感じです。
基本的にはゾナーのコピーですから、性能は良いのでしょうね。
ジュピター8M、侮りがたし、です。
今度はNikon S2にも付けて撮ってみようかな。
ロシア製 キエフII + ジュピター8M 50mm F2《中古カメラ》
本体も使い勝手が良かったですし、また次のフィルムを入れてみたく
なるカメラでした。
ただ、唯一の欠点はフィルムカウンターが、ふとした拍子で勝手に
動いてしまうことです。
そのせいで、24枚撮ったつもりが、19枚ほどしか撮っていませんでした。
もちろん、巻き上がらなくなるまで撮れば良いのですが、以前、FEDで
それをやって、フィルムがちぎれた苦い経験があるので、ちょっと
恐いんですよねぇ。(^^;
なお、他の作例も少しだけですが、下のページに置いてありますので
よろしければご覧ください。
http://homepage1.nifty.com/macbs/photo_kiev4.htm