オリンパスのハーフサイズカメラ「PEN EED」の試し撮りが終わったので、
早く確認したくて、即行で現像に出してきました。
実は最初に入手したEEDはどうしても露出計が不調で、EE機構が
うまく動作しませんでした。
ということで、もう一台ゲットしたんですが、こちらはシャッター幕が
噛んでました。
ですから、いわゆる「ニコイチ」をしまして、一台に仕上げたんです。
なので、出来が心配だったのですが、とりあえずはうまく動いてる
ようです。
うまく動いてるだけじゃなく、描写のほうも距離の目測さえしっかり
やれば、ハーフとは思えないような描写をしてくれます。
開放に近いシーンでもシャープで、それでいて黒つぶれとかもなく、
バランスの良い描写だと思います。
ただ、完璧というわけではありませんでした。
後半の写真で、何故か環状の光線漏れが発生していました。
フィルム蓋のモルトは貼り替えたし、それにしてはおかしな形状だなぁと
調べてみると、なんとレンズ側にもモルトがあったんですね!
距離を合わせてレンズが繰り出すと、そこに隙間ができて、レンズの
前玉から入った光が間接的に入り込むようです。
モルトは当然貼り替えましたけど、構造的にレンズ側から光が入らない
ような構造には出来なかったんですかねぇ。
一応、今度は大丈夫だとは思いますが、もう一度試し撮りしてみる
必要がありそうです。
なお、今回はハーフでしたから、結構他にも作例がありますので、
よろしければ下のページもご覧くださいませ。
http://homepage1.nifty.com/macbs/photo_eed.htm
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4 Responses
2月 24th, 2007 at 9:50 PM
MacBSさん、今晩は。
ニコイチリペアはうまく行ったようで何よりです。
しかしレンズに光線漏れ防止のモルトがあるとは、驚きですよね。本文を読む
前に作例を見て、首を傾げておりました。カメラ関係でこんな丸っこいカブリ
なんてレンズ周りしか無いけど、それはおかしい!と、一瞬自問自答しました。
しかし、ピントが決まるとバッチリ写りますね。フィルムによりますが、六つ切
位まではいけそうですね。
2月 24th, 2007 at 10:02 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
リペア、最初の1台目の時は構造を理解するのに
結構手こずりましたが、2台目をゲットしてそれを
母体にしてからは、もうあっという間に「移植手術」は
成功しました。
レンズ周りのモルトとは、さすがにレストア中も
気付きませんでしたねぇ。
確かに以前、どこかのサイトで同様の症状を拝見した
記憶があったのを後で思い出しましたけれど。(^^;
ほんとに良いレンズみたいで、目測なのがもったいないくらいです。
うちの安スキャナでこれくらいですから、ちゃんとした
プリントなら、六つ切はたぶん大丈夫だと思います。
ハーフなので肩肘張らずに撮れるので、かえって好結果に
つながるようです。
また近日中にフィルムを入れてあげようと思います。
ただ、現状、フィルムが入ってるカメラが10台ほどあるので、
なかなかハードスケジュールです。(笑)
2月 24th, 2007 at 10:31 PM
了解です。
ホント目測はもったいないですね。でも仕方ないですから、割り切って高感度
フィルム+絞り込んでパンフォーカス気味で撮るしか無いと言う事も・・・。
撮影枚数が多くていい反面、多過ぎて困りそうですね(^^)
2月 24th, 2007 at 11:08 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
目測は距離計の壊れたVitomaticあたりから
結構慣れてたので、開放あたりでなければ大丈夫ですね。
今回はISO200でしたが、このくらいがちょうど良いかも。
これ以上高感度だと、ハーフなので粒子が荒れてきますからね。
そもそもカメラも400までしか対応してませんが。
撮影枚数、24枚撮りフィルムで50枚くらい。
これなら、なんとか必死になれば1日で撮れます。
でも、36枚撮りを入れちゃったら、もう大変ですよね。
同時プリントとか頼んでたら、コストも大変です。
ちなみに、私は基本的に「現像のみ、インデックスプリントなし」で
お願いしてます。