以前ゲットしていたものの、画面の右端が露出不足になることが
あった、オリンパスの銀塩一眼レフ「OM-2N」ですが、修理代を
試しに聞いてみたら、諭吉さんが何枚か飛んでいきそうなので、
躊躇していました。
しかし、先日、SRT SUPERをいじっていて、幕速を微調整する箇所が
カメラ底部に用意されているカメラも多いことを知り、ちょっとOM-2Nも
開けてみてみました。
すると、何やらそれらしき箇所が。
そう、上の矢印の先にある小さな歯車みたいなものがそうです。
これを時計回りに回すと、先幕が速くなり、逆に回すと遅くなります。
あとは計測器がないので勘ですが、とりあえず時計回りに4,5クリック
くらい回してみました。
これだと1/500秒との差がやや少ないようにも思いますが、とりあえず
幕は確実に開いてるように思われます。
ということで、この状態で一度、撮影して試してみようと思います。
あとは回転量の微調整だけですからね。
とはいえ、あくまでも私の勝手な解釈による、いい加減な「修理」
ですので、くれぐれも皆さんは気軽にいじらないように気をつけて
ください。
高速シャッターで幕が開かない、とお困りの方には参考にして
いただければ幸いです。
その際も、元の位置をちゃんとマーキングしておくのが無難です。
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2 Responses
3月 21st, 2007 at 11:26 AM
MacBSさん、こんにちは。
何だか結果が楽しみですね。追い込めば正常動作しそうなのが、何よりです。
それにしてもOM-2Nの中身は、隙間無くギッシリですね。
この画像に見えるIC周りの配線も、下手をすると底蓋が閉まらなくなりそうで
す。配線をピンセットで取り回しているうちに、ハンダ付け部分から断線するのが
よくあるパターンでした(^^ゞ
3月 21st, 2007 at 8:18 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
結果、私も楽しみだったので、早速、試してきました。
結果からいくと、かなり改善したようです。
正確な測定器がないし、試し撮りだけに高価なポジフィルムは
もったいないので、やりすぎない程度がよかろうかと
思ってます。
OMシリーズはシャッターユニットを本体下部に
押しやってますから、ほんとにギッシリです。
まぁ、電子回路は写真に写ってる部分くらいしかないので、
まだまだ楽なほうですけどね。
これがOM-4になると、さらに大変です。(^^;
でも、修理していて思うのですが、一眼レフのほうが
修理はしやすい気がします。
コンパクトカメラやレンズシャッター機は機種ごとに
仕組みが違いますから、他の機種を分解した知識が
活かせないことが多いです。
まだまだ修理は手習い程度しか無理ですね。(^^;