HOYAに吸収されて、だいぶ経ってきたPENTAXですが、ようやく黒字化して
少し安定してきたようで。
しかし、黒字になったものの、将来的な不安からなのか、他社との連携を
模索し始めたようです。
CanonやNikon、SONY、OLYMPUSなどに比べれば、確かに少し弱い部分も
あるのでしょうが、安易に手放すようなことだけはしてほしくないですねぇ。
カメラが利益を出しづらいというのはわかりますが、コンシューマでの
知名度の維持や技術開発力を下支えしてくれる面もありますし、なにより
PENTAX自体が、日本のカメラの歴史そのものでもあるわけですからね。
とはいえ、生き残るために必要なら、提携もやむを得ないでしょう。
提携先としてはサムスンあたりが有力なのでしょうか。
個人的にはCASIO、あるいは富士フイルムあたりと組んだら良いかなぁと
思います。
やはりPENTAXは一眼レフとレンズが魅力ですからね。
ただ、HOYAにはTokinaもあるわけですし、これとの連携も重要でしょう。
場合によっては他社マウント向けのレンズをPENTAXで出していくことも
ひとつの方策かもしれません。
とはいえ、まずは素晴らしい評価を受けたK-7のように魅力ある機種で
まだまだ頑張ってほしいところです。