銀塩時代から気になっていたPlanar 50mm F1.7とYashica ML 50mm F1.7をNEX-5に装着して比較撮影してみました。
この2本のレンズ、どちらも富岡光学で製造されたもので、同じヤシカからほぼ同時期に出ていたんですよね。
これだけでなく、50mm F1.4や28mm F2.8なども同様で、ブランドイメージの問題もあるのでしょうが、かなり特異な印象を受けます。
設計はもちろん異なっていますし、コーティングもPlanarのほうはCarl ZeissのT*コーティングです。
そんなうんちくはともかく、撮影での比較を早速見てみましょう。
まずはPlanar 50mm F1.7から。
次はML 50mm F1.7です。
絞りはたしかF2.8に合わせたと思います。
プレビューでみると、ML 50mm F1.7のほうはエッジの周辺が白くにじむ印象がありましたが、仕上がった写真では思ったほど差が出ていない感じです。
色乗りも負けていませんし、Yashica MLの実力もかなりのもののようですね。
当時のお値段はPlanarが3万円ほど、ML 50mm F1.7のほうは1.8万円くらいだったそうで、それを考えるとかなり頑張っていると思います。
もうひとつ、比較例を載せておきます。
まずはPlanar 50mm F1.7から。
次がML 50mm F1.7です。
こちらになると遠景のボケやグルグル具合にちょっと差が出てきてる気がします。
コントラストもややPlanarのほうが高いのは、やっぱりコーティングの差かな。
いずれにせよ、どちらも優秀であることが確認できたので、両方ともどんどん使っていきたいと思います。
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